有限な時間にこそ成り立つ
だから儚さは美しいのだと知りました。
いつかは溶けて消えるものだとしても
たとえば夜眠りにつく頃、
夏至、肌寒さの残る気温のなか、
雨上がりの散歩道を歩いている。
道端からふっと香る野花の香りのように
静かに鮮明に蘇り色彩られていきました。

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