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こんにちは!2022年8月からアメリカに交換留学する理系大学生です!

今回は私が留学までにした準備を紹介します。

この記事を読めば、留学までに必要な準備の概要がわかります。全てを細かく説明していたら2万字くらいになるので、今回は概要をまとめました。

こんな人に読んでほしい
・留学に行こうか迷っている人
・これから留学をする人(特に交換留学、アメリカ留学)
・留学準備で何をすればいいかわからない人

留学決定前

留学相談に行く

留学しようか迷っている人は、まず大学の国際部などで留学相談に行った方がいいと思います。

私は大学の留学相談以外に、エージェントがやっている留学相談にも行きました。色々な留学の形を知ったうえで、比較して自分にベストな形を決めました。

留学先大学を絞る

絶対にここがいい!と思ってもかなわないこともあるので、選択肢を絞るくらいにしました。

国、目的、専攻、期間、気候、治安、物価、日本人の割合など、項目ごとに点数を付けて総合的に評価しました。

大学の人に言われたアドバイスですが、色々なパターンを考えておくといいと思います。この時期に行けなくなった場合、留学をずらすことは可能か、短期の方がいいか、長期の方がいいか、休学するかしないか。色々なパターンを白紙の紙に書き出すといいと思います。

語学試験の受験

交換留学の人は応募するために語学資格を受けることが多いです。私の大学ではIELTS、TOEFL iBT、TOEFL ITPで基準以上のスコアを持っていることが応募条件でした。極々一部の大学はTOEICのスコア取得でも応募可能でした。

また、非英語圏で英語以外の言語で学ぶ場合は、その言語の資格スコアの提出が求められました。

語学試験は早めに受けた方がいいです。ギリギリに受験してスコアが足りず、志望大学を変えたり、大阪から東京まで受験しに行った友だちもいました。

私はIELTSを受験しました。また、勉強方法は別の記事で紹介します。

IELTS、TOEFLのスコア結果は2年間だけ有効です。過去に受験した人はスコアが有効か確認した方がいいですね。

出願書類の準備

・志望書の作成
・語学スコア証明書
・履修相談

志望書の作成は大変で時間もかかりました。早めに書き始めることをおすすめします。

履修相談で、卒業に何年かかるのか、どのタイミングで留学するのが最適か相談しました。交換派留学なので単位変換についても聞きました。

出願

オンラインで申請アンケート(個人情報、既往症の有無、履修相談した担当者名、語学スコア、希望留学先大学、卒業までの在籍予定年数)を回答しました。

また、オンラインで志望書などの必要書類をアップロードしました。

面接

15分程度、zoomでの面接でした。英語と日本語で行いました。人によっては日本語だけみたいでした。(なんでやねん)

選考結果

面接から約10日後に、結果がでました。

ここからは留学決定後にすることをまとめました。

オリエンテーション

交換派遣生としての心構え、これから必要な書類、出発までの流れの説明がありました。また、メンタルヘルスセミナー、危機管理セミナーなど、海外に行く前に知っておきたいこともオリエンテーション内で説明がありました。

パスポートの更新

私は交換派遣生の合格が決まってからパスポートを更新しました。出発前にもなにかとパスポートを使うので、留学する人は早めに有効なパスポート用意した方がいいと思います。

奨学金の応募

私は業務スーパードリーム財団の奨学金に応募しました。奨学金の志望書の書き方はこちらの記事をご覧下さい。

業務スーパー奨学金の概要が知りたい方はPart 1を、奨学金の書き方を知りたい方はPart 2をご覧下さい。

留学先大学への提出書類

正式に受け入れ許可してもらうためにいくつかの書類を提出しました。
・英文成績表
・語学スコア証明書
・英文残高証明書
・パスポート

英文残高証明書は大学で発行しました。
英文残高証明書の発行はこの記事に詳しく書いてありました。

書類は全て留学先大学のサイトから提出しました。

入学許可

書類を提出して約2週間後に大学のメールアドレス、ID、入学許可書(PDF)がメールで届きました。
また、そのメールには寮の申し込み、ビザの取得などやることリストがずらりと書いてありました。

寮の申し込み

入学許可のメールに添付してあったリンクと応募方法を頼りに申し込みしました。応募するときのアンケートには喫煙の有無、就寝時刻、空き時間にはひとりで過ごすのが好きか、みんなでわいわいしたいかなど、ルームメイトを決定する上で参考になる質問に答えました。

寮の支払い

入居が決定した後、前金を100ドル払いました。これを払い忘れると入居取り消しになるみたいです。

家賃は1学期につき3回に分割して自分の大学のアカウントにチャージされます。そのアカウントからクレジットで支払いしました。

ルームメイト

私は国際寮を選んだのですが、申込時に回答したアンケートをもとに大学がルームメイトを決めました。

ルームメイトがわかったら、ルームメイトと連絡先を交換することをおすすめします。私はHousing Portalを通じてインスタを交換してチャットしています。幸運なことに私を趣味が全く同じで、合うのが楽しみです。

住所登録

メールにあったリンクから日本の現在の住所を登録しました。すると、2週間後くらいにDS-2019、入学許可書、SIM、大学のパンフレットが郵便で届きました。DS-2019と入学許可書を受け取ったらビザの面接に行くことができます。

学生証の写真アップロード

これを忘れると到着したときに学生証をすぐに発行できなくて困るみたいです。

予防接種

MMR

アメリカのほとんどの大学ではMMRの英文証明書の提出が必要です。MMRとは、麻疹(measles)、おたふくかぜ(mumps)、風疹(rubella)のことです。多くの人は子どもの頃にこれらのワクチンを接種済みだと思います。

英文残高証明書を発行してくれる病院は限られているので調査が必要です。大阪近隣に住んでいる方は、「梅田トラベルクリニック」がおすすめです。梅田スクエアビルの11階にあります。何も困ることなく英文予防接種証明書を発行できました。

私は麻疹、風疹のワクチンは接種していましたが、おたふくは罹患したためワクチンを接種していませんでした。このような場合、おたふくのワクチンを打つか、血液検査で抗体があることを確認する必要があります。おたふくは3割の人は血液検査をしても抗体が充分量ない場合があると院長が言っていました。ちなみに、私は一か八かで血液検査をして、無事に抗体量が充分確認されました。

院長いわく、フロリダ州、ハワイ州などはMMRをまとめて打たないといけないみたいです。

その他の予防接種

髄膜炎、HPV、インフルエンザ、A型肺炎、B型肺炎、水痘などのワクチン接種が推奨されていました。私はその中で髄膜炎のワクチンを接種しました。副作用で倦怠感、頭痛がしましたが、発熱はありませんでした。

アメリカ留学する人で夏休み期間などに南米に行く予定がある人は黄熱病などの予防接種も必要みたいです。

COVID-19ワクチン接種証明書の発行

市役所のHPから申請書をダウンロードして市の機関に申請しました。

電子版の取得は、デジタル庁が出しているアプリでしました。日本語版はマイナンバーを使って、海外版はパスポートを使って2分くらいで取得できました。

ビザ

すごく重要で、すごく大変な過程です。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

授業登録

通常はPrerequisite(事前に履修する必要がある授業)、Corequisite(同じ学期中に履修する必要がある授業)を考慮して授業を選択します。

私は2学期だけの交換留学生なので、これらを気にせずに授業を選択できました。ただ、専門科目に関しては日本で履修したことと離れていると選択できないかも知れません。私は物理化学を履修したかったのですが、日本で微積を勉強していないから難しいと留学サポーターに言われました。

私の大学ではMMRの証明書を提出してからでないとコース登録ができませんでした。もちろん学校によると思います。

交通手段

航空券購入

早めの購入をおすすめします。特に8月に出発する人は、留学、旅行シーズンなのですぐに席が埋まります。

また、比較的田舎の大学に行く場合、どのような経路でいくか調べるのが大変です。乗り換えの時間を確保すること、現地に明るい時間に着くことを徹底するといいと思います。

ホテルの予約

乗り換えで待ち時間が長い場合、寮の入居日より早く到着する場合など葉」ホテルの予約が必要です。

シャトルバスの予約

車を持っていない留学生は空港から大学までシャトルバスで行くことになると思います。
私は空港から大学までの無料シャトルバスサービスを利用します。

保険の加入

日本の大学と提携している海外保険、留学先大学の保険の二つに加入しました。

携帯

アメリカに行く場合、ソフトバンクと契約するのがおすすめです。アメリカに到着してSIMを変えなくてもそのまま使用できます。

私は大学からMint mobileというSIMをもらったのでそれを使います。Mint mobileでアメリカの電話番号を取得して、ソフトバンクで日本の電話番号をキープしておく感じです。

その他やるべきこと

行き方を念入りに調べる

これすごく大切。ブログやYouTubeで航空券発行の仕方、出入国審査、ターミナル間の移動の仕方などを調べてイメージトレーニングしておきます。

私は紙で工程表のようなものを作って、調べてことは書き込みまくりました。

語学学習

留学前にできる限り語学力を高めておきたいです。

専攻科目の勉強

交換留学、正規留学で専門の授業を受ける場合は日本語で専門の知識をできるだけつけておいたほうが、現地の授業で苦しまずに済むと思います。

体力作り

海をまたいだ大移動、新しい環境によって心身共に疲弊します。私は出発前に適度に運動して体力をつけました。

Amazonの海外アカウント作成

メールアドレスさえあれば日本からでも作成できます。海外のAmazonから注文して、届け先を大学に指定しておけば、リネン類を到着して慌てて買わなくても大丈夫です。

必要なアプリのダウンロード

特に到着までに必要になるようなアプリを家でインストールしておくといいと思います。私は空港のマップ、遅延状況が確認できるアプリ、地図アプリ、翻訳アプリなどをインストールしました。

まとめ

今回は留学決定前から留学出発前までにすることをざっとまとめました。目次をみるだけで留学はかなり大変なことがわかります。自分が実際に経験して今まで留学してきた人たち、みんなすごいなーとつくづく感じました。

最後まで読んでくださってありがとうございます!これからも留学、英語学習、理系に関する記事を書くので、読みにきてくださると嬉しいです!


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