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事実と解釈を分ける。

事実と感情を分ける。
事実と解釈を分ける。

これができるだけで、ずいぶんと楽になります。

どうしても冷静に分けられないときは、紙に書き出すのがオススメです。

たとえば「夫に部屋が汚いと言われてイラっとした」場合。

事実は、夫が「部屋が汚い」と言った。
これだけです。

イラっとした自分の感情。
「私がちゃんと掃除してないって言うの!?」という解釈。

こうやって分解していくと「事実」に自分が感情を乗せていること、自分の解釈が入っていることが分かります。

・実は自分でも「部屋が汚い」心のどこかで思っていた。
・そもそも「私は片づけ掃除ができない、ちゃんとしていない」というセルフイメージがある。
・本当は夫にも家事をしてほしいのに「私がやらなきゃ」と頑張っている。
・「いっつも私ばっかりやってる!」と普段からちょっと怒ってた。


自分の中にそんな「タネ」があって、事実に感情や解釈ができるのです。

では、そのタネがなかったら?

「部屋が汚いなぁ」に対して
「ホント汚いねぇ」と笑えたり
「じゃぁちょっと片づけておいて~」とサラッと言えます。

以前は私もよく「そんなこと言うなら自分で片づけてよ!」と怒ってましたが。笑
今では「ね~、今日のおもちゃの出し方、ハンパないよね~」と笑って返せるようになりました。


実はこれについて書こうと思った本当のところは。
私の意見を使って「自分を責める材料」にしているな、と感じたことがあったからです。

「私はできていない」というセルフイメージ。
「こう思われているようで悲しい」という被害妄想。

「人は欲しい情報しか受け取らない」と言われています。
おそらく受け取らないであろう人、に向かう時間はもったいないので、こうして読んでくださる方がいる場所に書いてみました。