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世界一周を心に決めた21歳

現在21歳の私。

就職活動中で、正直な心の内を語りたいと思います。つらつらと書きます。

家にいる時間が多くなり、自己分析する時間が圧倒的に増えました。就活生が当たる壁、それは「私は何を目指して生きていくのだろう。」これに尽きると思います。

私は、大学生になってからは、漠然と旅行業に関わるのだなと思っていました。英語も好きで、旅が好きで、旅行の楽しさを色々な人に広めたいと。

でも自己分析していく中で、もっと人間の深いところに関わりたいと感じてきました。

加えて、このコロナの時期、旅行業は仕事の行き場を失っています。もし、自分が旅行代理店に就職して、転職するとしたら、どのような分野になるのだろう。正直に言うと、旅行業に関わったあとの就職先が見えませんでした。

コロナが流行する前、私は介護業界トップを走る企業から内々定を頂きました。これも縁だと思っています。

他の企業では、学生時代に頑張ったことや自己PR、志望動機、言葉につまり、深掘りされても答えられない。はきはきとしゃべっても3文目から、文がまとまらず同じことを言うばかりでした。

しかし、この会社では、すらすら思っていたことや実体験を話している自分がいました。

その時、旅行業を受けている自分に違和感を覚えました。自分の勉強してきたものや学歴に固執しているのかもしれない、と。

そこから次第に過去の自分の鎖から、解き放たれた気がしました。これから何がしたい?と。

そこから一つだけ、叶えたい夢ができました。それは、「世界一周」です。具体的には、30カ国は訪れたいです。アメリカ横断とか、ヨーロッパを鉄道で回って、ロンドンやニューヨークでミュージカルを好きなだけみたいです。叶えたい夢は具体的にってよく言われるので。

私は学生時代に8か国ほど、旅をしました。今のところ悔いはありません。本場のミュージカル4作品を鑑賞するというアートの旅が実現したからです。Dear Evan Hansen, Waitress,Matilda,Hamiltonという4作品。今でも観たときの高揚感は忘れられません。本気で英語を勉強していて良かったと思いました。特にジョークが分かったときは!

しかし、少し虚しい気持ちにもなりました。旅行自体はとても楽しいのですが、これは自己満足なだけなのかと。

だから、次に旅に行くときには、何か社会貢献をしながら周りたいと思っています。動画を作るなり、現地の人と関わって一緒に仕事をしたり、ボランティアをしたり。文章もたくさん書きたいですね。

私は、大学2年生でタイに一人旅に行ってから、旅の魅力に取りつかれました。大学3年生の春休みにTABIPPOが主催の「BACKPACK FESTA東京」に参加し、世界一周した人を何十人と話しを聞きました。

私はいつかフリーランスのような仕事をしたいです。ノマドワーカーのように、自分のスキルを確立して、個で生きたいと思っています。多分10年後位の話。しかし、経験がない。何で稼ぎたいかもわからない。だから、インターネットで世界一周している人たちの生き方を調べました。

理学療法士、プログラマー、一旦仕事を辞めてから行く人、夫婦で行く人、探してみると夢が広がります。

生きていくためなら、何でもする。でも、自分の夢は諦めたくない。そこから、「旅から帰ってきても仕事に就ける仕事+自分のクリエイティビティが生かせる仕事」を探しました。

そうしたら、これから介護業界では40万人の人材不足が明確になっているという新聞記事を目にしました。私は、小学校の学童で働いていたこともあり、人々と接する仕事や福祉には興味がありました。

自己分析で学童で働いた原動力を考えたところ、毎日違うシチュエーションが必ず起きるところや、人と接するところが、気に入った点でした。

この2つは、旅にも共通していました。どこかハプニングが起きるところだったり、人の愛を感じるところに心が惹かれるようです。

現在、介護業界に心が傾いているのは事実です。調べてみると、ユニバーサルツーリズムに関する記事が目立っています。需要はとてもあるようです。

ここから分かったのが、もし介護業界の何かしらのスキルがあれば、旅行業界で生き残っていけるのかなと考えました。例えば、初任者研修を受けている人や介護福祉士、理学療法士のような人たちです。

少子高齢化社会が進んでいく中で、間違いなく、介護が必要となった人たちでも旅行に行きたいと思うのが普通だと思います。私の祖母は、介護が必要となって外に出れないと諦めていたことも頭に浮かびました。

私は旅行業界を受けていた時、ただ「多くの人に旅の楽しさを知ってもらいたい」という理由だけでした。理由が薄っぺらかったと思い返します。

今年の10月には総合旅行業務取扱管理者資格を取る予定です。もし、新卒で3年間、介護に関わり、介護福祉士を取得したとしたら、ユニバーサルツーリズム業界で働くのには大きなメリットだと感じました。しかも、初任者研修と介護福祉士の資格の講習料は福利厚生でカバーされる。これは自分のキャリアに可能性が広がると感じました。

正直、就職活動には答えがありません。それが分かっていても、大企業に就職する人はとてもキラキラしていて、劣等感を覚えてしまう自分もいます。しかし、自己分析をすればするほど、人を深いところから助けたいという気持ちは変わりません。

私は目的が見つかれば、モチベーションが上がるタイプです。しかし、やる意味を感じないと、行動が起きないところが私の弱みです。逆にそれを逆手にとって、一生モチベーションが上がっていく人生にもできるかもしれないということかもしれません。

世界を旅する上で、これも仕事になるよ!というアドバイスや、選択肢が広がる知識があれば、教えて下さるととても嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後の創作活動に充てたいと思います。(特に抽象画を描いていきたいです!)ぜひ応援宜しくお願い致します!!