どうしてる? 婚活メイク&ファッション♡
この殺人鬼レベルの猛暑のなか、絶賛婚活中のみなさん!
本当におつかれさまです。
皆さんの恋を応援する恋愛カウンセラーとしては、この夏を乗り越え、一人でも多くの方が幸せな結婚へと向かえるよう、心から願ってやみません。
とかく、普段より少しでも盛れるように、とか「ちゃんとしてる感」が必要だ、とか色々なものを求められる婚活ではありますが、こうも暑いなら、「クールビズ」ならぬ「婚活ビズ」があってもいいのに、と思ってしまいます。
なぜ婚活の装いは「女子アナ感一択」なのか
さて。
婚活する際は、女子アナファッション&メイクがマスト!
そう言われて久しいですよね。
もちろん、趣味も好みもわからない不特定多数の男性から、より多くの方に選んでもらえるように、という意味では大正解なのでしょう。
そう、これはおそらく、より多くの人の「ストライクゾーン」に入るための設定としてのファッションです。
だって、女子アナっぽい雰囲気のメイクやファッションを、「別にそこまで好きでもない」という人なら多少いるかもしれませんが、あえて「大嫌いだ!」という男性って、スーパー少数派、絶滅危惧種レベルだと思うんです。
そんなにファッションに個人的こだわりはないから、婚活用にTPOとしてコンサバな服着るのも全然平気!
という方には、わかりやすくとても良い方法かとも思います。
ただ、自分なりのこだわりがあってセルフイメージを大切にされている方で、「コンサバは嫌い」なのに「女子アナファッション」で婚活する。
というのは、実は物凄いストレスになる可能性があります。
それどころか、もしその姿で選ばれて、「素敵なファッションですね! お似合いです」といわれたところで、自分の中にモヤモヤが溜まる一方、なんていうことも起きそうですよね。
こんなふうに、セルフイメージと婚活で求められるイメージに乖離が発生してしまうこと自体も、”婚活疲れ”を起こす一因になっているのではないかと思うのです。
婚活はファッション&メイクは、”好みギリギリ”を攻める
と、ならないために。
できれば、婚活のときでも自分のなりたいイメージ、思い描くセルフイメージに近いものを選ぶ方が、のちの後悔も少ないはずです。
そうした場合、じゃあいったい、どうしたらいいのか?
「女子アナ」の王道ド真ん中をいくより、ちょこっとズラしてみる。
最大限、自分の持ち味である方向に寄せたところを落とし所にする。
例えば、夏目三久さんなどは、美しさも知性もあるアナウンサーさんでしたが、ファッションはだいぶ「モード」に振っていた気がします。
それでも、清潔感や女子アナらしい知的さが損なわれなかったのは、この”ギリギリラインの落とし所”で自分らしさを演出していたからだと思うのです。
逆に、甘々なフリルやロマンティックな雰囲気の服が好きな方ならば、色味は思いきり可愛い色を選ぶけど、シルエットはシンプルなワンピースにしてみる、とか。
自分らしさのスパイスをちょこっと加えてみること
これは、男性にも同じことが言えるのではないでしょうか。
困ったらユニクロやラルフを着ておけば間違いない、というセオリーもよく見かけますが、これは、〈そもそも何を着たらいいのかもわからない〉人向けな気がします。
そういった方なら、結婚後も、お出かけするときはユニクロかラルフ! と本人も納得して、それなりにハマった感じで着こなせるようになるだろうと思うのです。
逆に、ロックな感じとかモードな感じが好きで、それなりに「着たい」イメージのある方がこれをやってしまうと、いざ結婚したときに大変そうです。
新婚早々、バッキバキの皮パンにデスメタルのTシャツを着た真っ黒スタイルの旦那を目の当たりにした嫁からしたら「あの時と全然違うやんけ!!!」ってなるでしょうし。
ご本人だって婚活デートのさなかに〈心ならずも感〉が滲み出してしまわないかも心配なところです。
例えば、基本のアイテムはシンプルなものをセレクトしつつ……
とか。
そんなふうにして、少しくらい自分らしさを「匂わせ」てもいい気がします。
不思議なもので、自分自身が「これって私らしい、自分らしいな」と思える装いをしていると、自己肯定力が上がるような感じがしたり、気持ちの面でもリラックスしてその場を楽しめたりするものです。
幸せになるための婚活なのに、頑張り過ぎて疲弊してしまう前に。
自分の本音、本心に向き合って、少しでも気持ちがラクになれる方法を考えてあげると、〈婚活疲れ〉を起こしにくくなるかもしれません。
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