世界でいちばん圧倒的だった絶景『ラルンガル・ゴンパ』in チベット

びっしり並んだ赤い家と
赤い袈裟の僧侶たち…。

世界一周中、私が最も圧倒された絶景は、
東チベットのラルンガル・ゴンパにありました。

ついにラルンガル・ゴンパへ到着

東チベットの町・カンゼから
ガタガタと車に揺られること約7時間。

最終目的地の
ラルンガル・ゴンパに着いたのは、
14時半過ぎでした。

車を降りて、坂道を登り始めると、
今まで目にしたことのない絶景が現れました。

山の斜面にへばりつくように、
無数の小さな赤い小屋が
びーーーーっしりと並んでいるのです。

道を行き交う人々の大半は、
赤い袈裟を身にまとった僧侶たち。

まるで映画の中に迷い込んでしまったかと
錯覚するような空間でした。

実は、ここラルンガル・ゴンパは
ガイドブックにも載っていない
知る人ぞ知る秘境。

観光情報もほとんどありません。

宿がどこにあるのか、
さっぱりわからなかった私は、

紙に「宿」と書いて、
道行く尼僧（女性のお坊さん）に見せました。

すると彼女は、わざわざ
もと来た道を引き返して
宿まで連れて行ってくれたのです。

いい人…(T_T)

宿までの道はゆるい上り坂で、
尼僧さんはスイスイ上っていましたが、

私は、ずっとハァハァと
肩で息をしていました。（*´д`*）ﾊｧﾊｧ

というのも、ここラルンガル・ゴンパの
標高は、約4,000m。

富士山より高いところにあるのです。

ちょっと坂道を上っただけで、
すぐに息切れしてしまいます。

そんなわけで、ハァハァ息を切らしながら
たどり着いた宿がこちら。

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