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梨々香のアタマのなかみ

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私が今までの経験から得た、私なりの解釈をまとめてます。
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2020年3月の記事一覧

「持ってない」は不幸じゃない

ホント、人の欲望って際限がないよね。 すでに沢山のものを持っていても 「もっと、もっと欲しい」 と思っちゃうのが人間なの。 「今あるものに感謝しましょう」 なんて綺麗事を言われても 手元にある物の有り難みなど 持っている時には分からないのよ。 無くした時に初めてその大切さに気付く。 この「持ってない」状態は 不幸なのかって考えると 実はそんなことはないと思うの。 「持ってない」状態があるからこそ 手に入れる喜びを感じられるんだから。

「同じ」を求める私達

私達は小さな頃から洗脳されてきた みんなと「同じ」が良い事だと 学校教育では 「同じ」行動を強制され 「同じ」知識を詰め込まれる 「同じ」であれば攻撃されず 「同じ」であれば仲間になれる その一方で 「違い」を示せば矯正され 治らぬ者は否定される ある者は病人と呼ばれ ある者は変人と呼ばれ また、ある者は障害者に仕立てられる 自分と違う者を攻撃し排除しようと躍起になる 不安と不満を抱えた「同じ」を求める私達 気付いてる? 「同じ

自分の中の悪魔を追い出そうとすれば、奴らはどんどん強くなる。だから、悪魔の存在を認めて共存するしかない。

私は決して「良い人間」ではない。むしろ「悪い人間」の部類に入るんじゃないかな。 何故なら、今まで息子に殺意を覚えた事が何度もあるから。 ただ実行していないから逮捕されていないだけで、心の中は犯罪を犯してしまう人と何ら変わりがないと思う。 自閉症児を育てるのは想像を絶する辛さで、周りに協力者や理解者が居なければ育児を続けることは難しい。 育児の常識などというものは全く当てはまらない中、世間の人達から「親の育て方が悪い」と非難され、頼る事もできず孤独に頑張っている人がほと

私はどうやら「動けない自分」に戻りたくなかったらしい

この前の木曜日、久しぶりにやられた。眠れなかった。 最近はかなり自分のコントロールが上手くなって、不安や悩みとは無縁の生活をしていたんだけれど。 急に飛び込んできた「総理から学校休校の要請」 そしてデイサービスから「営業が出来なくなるかも」との連絡が… 突然の状況の変化に軽いパニック状態だった。 シングルで障害を抱えながら障害児を育てる私は、支援してくれる方のお陰で今の生活が出来ている。 特別支援学校に通う小学五年生の息子は人との関わりが苦手で不登校ぎみ。 私は