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私はどうやら「動けない自分」に戻りたくなかったらしい



この前の木曜日、久しぶりにやられた。眠れなかった。


最近はかなり自分のコントロールが上手くなって、不安や悩みとは無縁の生活をしていたんだけれど。


急に飛び込んできた「総理から学校休校の要請」

そしてデイサービスから「営業が出来なくなるかも」との連絡が…


突然の状況の変化に軽いパニック状態だった。


シングルで障害を抱えながら障害児を育てる私は、支援してくれる方のお陰で今の生活が出来ている。



特別支援学校に通う小学五年生の息子は人との関わりが苦手で不登校ぎみ。

私は自分の時間がないと体調を崩す為、息子は週の半分以上デイサービスで過ごしている。


こだわりが強くて、思い通りにならないとパニックを起こしてしまう息子。

私は人の感情が手に取るようにわかるので、彼が発するマイナスの波動の影響をもろに受けてしまうのだ。


普段は息子と関わる時間を減らす他に「人混みを避け、テレビを消して、嫌な人には会わない」を徹底して自分を保ってきた。


「支援が無くなれば、また調子を崩して動けなくなるかもしれない」

そう思うと急に不安になってしまった。


まだ実際に何も起こっていないのに、全然眠れない。

何も手につかずに丸一日過ぎてしまう。


久しぶりに不安を抱えながら過ごして、昨夜やっと気が付いた。

私は「動ける状態を良い」と思っていて「動けない状態を悪い」と思っていたんだ。


でも、動けなくなるのは本当に悪い事なのかな?

そんな事はないはず。


あれ?


もしかしたら、「動けない自分」をまだ受け入れられてないのかも!

私はもう自分のこと受け入れてると思っていたけど、それは「動ける自分」だけだったんだ!!


これは大きな発見だった。


私はまだまだ自分に厳しかったらしい。

ほんと、今までわからなかったよ。


「ごめんね、私」

自分で自分を否定していたから辛かったんだ。


動けなくなったら嫌だと思っているから不安だった。

良い状態を望んでいるから辛かった。


だからね

「動けなくなったら休めばいい」って思ったらとっても楽になれたの。


動けない私がいてもいい。

動ける私がいてもいい。

どちらも大切な私の一部。



これから先は息子と二人で過ごす時間が増えるけど、動ける時は一緒に楽しみ、動けなくなったらゴロゴロして、息子との時間を大切に過ごしていこう。



梨々香


感覚が過敏な私は、周りの影響を受け過ぎてしまうのでリアルで多くの人と触れ合うことができません。 だから直接会うことなく皆さんの考えを知ることができるこのnoteは私の学びの場。沢山の栄養を頂いて今もスクスク成長中です。 こんなステキな場所に居させてくれてありがとう。