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家族がほしかった、と泣いた女性【ヒプノセラピー体験談】

私自身が、受けたヒプノセラピーの内容です。
もう、かなり昔……20年に満たないくらい、
でしょうか。
今になって、
ちょっと書いてみようと思い立ちました。

★中国は清朝末期。そこは遊郭でした


足元を見てください
との言葉に注意をしてみると、
どうも変な履物でした。

靴底は木で出来てる感触。
でも、西洋風の靴でも、
日本風の下駄でもありません。

私は流れるような映像が出てくる
タイプではないので、
細部の描写はひどく曖昧なんです。

ベージュっぽい色の服上下。
髪は黒くて長いのですが、
頭の左右高い位置で、
おだんごにまとめているようです。

最初は、自分の願望から見る
妄想かと思いました。
なので、話半分というか、
冷静な視点から見ようと思いました。

※本当は、ヒプノセラピーは
「頭」で考える必要はないのですが
当時は知りませんでした

足裏に感じたのは、
木の床でした。
結構綺麗に掃除されています。
そこを、
洗濯物を抱えて走っていました。
忙しいみたいです。
住み込みで働いているようです。

名前は、と聞かれたので、
誰かに呼ばれるところを
想像してみました。

「カーファ」
と誰かに呼ばれました。
ファは「花」という漢字
だと思うのですが、
カーは判りません。

時代はおそらく、清朝末期。
たぶん。
実は私、
中国史は好きなのですが、
その辺りの時代がキライなんです。

※嫌いなことにも理由があるのだなと後に思いました

★自分が醜いと思い込むきっかけの一つ


もともと、私は
孤児か何かだったようです。
親に対する恨みはなかったので、
捨てられたわけでは
なかったのでしょう。

どこかで人攫い(女衒)に
連れて来られたようで、
まだ小さいうちに
その店に来ました。

不美人だったらしく、
客を取る側ではなく
裏方として働いていたようです。
連れて来られた時に、
男にそう言われたことを覚えています。

どうやら、それで
私は自分が醜いと思い込んだようです。
でも、改めて思い出してみると、
そんなに醜くもなかったんです。
きっと、売れるレベルではなかった、
というだけのことでしょう。

店で客を取る側に回った子を
気の毒に思う反面、
美しいのは羨ましいような……
複雑な感情を持っています。

「美しく生まれたかった。けれども、それはそれで苦労する」
と思い込んだきっかけだと気づきました。

※外見に関する思い込みは他にもあるようで、この後も何度となく出てきます


★「家族がほしかった」


私は、若くして
病気で亡くなったようです。

誰も居ない部屋で
息を引き取っていることから、
伝染性の病気だったのかもしれません。

死の間際に思ったこと。

「家族が欲しかった」……。

言葉に出すと、
現実の自分にも涙が伝いました。
彼女はずっと孤独を感じていた。
誰かを愛し、
自分も愛されたかった。
何より、家族が欲しかった。
愛のある家庭が欲しかった。

けれども、その人生を離れて、
上にのぼり、
今世の自分の人生と比較して、
判りました。

 
カーファは、
家族がほしかったと泣いた。
今世の私は、
家族がいるのに、皆の心がバラバラだ
と言って泣いた。

方向は違うようだけれども、
すごく似ていたのです。
「家族を欲しても叶わない経験をする」
「家族があれど、いがみ合う経験をする」
別方向から、とことん
「家族とは何か」を学んだのでした。

 その後、気付きました。

当時、寂しいと思っていたのは
自分だけじゃなかった。
皆、心に孤独を感じていた。

家族というくくりで考える必要はない
もっと自分から歩み寄り、
人間関係を作っていけばいい。

家族(血がつながっている関係)
であるかどうかは問題ではない。
ただ、そこに愛があるかどうか。
それだけのことだったんだ。

そうしてようやく、
カーファと私の
心の喪失は埋まりました。

家族である必要はない。
けれども、私には今、大切な家族がいます。
その、何と有難く幸せな事か。
この人生を、感謝し、大切にせねばならない。

あらためて思ったのでした。


★中間世(死後の世界)にて

※もう20年近く前のことなので
今の私ではしないような
質問をしています(笑)

いつものように、
魂だけになった状態で
光の存在と出会いました。
その時の光の存在は
「アリア」と名乗りました。
彼女は、古代ギリシャ時代の私です。

Q、自分が醜いと思ってしまう。
もっと自信を持つにはどうしたらいいの?

A、
「前世がらみで何度か繰り返してる思い癖の一つ。
目を閉じなさい。体の表面的なものではなく、目を閉じて、自分の内側の感覚を確かめるの。魂を感じるの。そうすれば、そういう気持ちはなくなる」

続けて脳裏にイメージが浮かびました。

「自分の体に違和感を感じるのは、違う生き物だった時の名残(※1)でもある。でも、それも悪くない。自分と違う生き物を理解する助けになるから」

「全ての命あるものは、それだけで美しいのだ」

(※1 …… のちほど分かりますが、これはコンドルだった頃の事も関係しているようです)

 この直後、とてつもない引力を感じました。
寝転がっている自分も
グラグラと揺れて眩暈がするほどの。
(地震ではなく、先生は何も感じていない)

引力に導かれて行った先には、
宇宙空間に浮かぶ、
緑色の美しい星がありました。
地球ではありません。
星に降り立つと、そこは……。

※長くなったので、続きは次の記事にて!

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