オタクの奮闘記録〜舞台挨拶試写会編〜
ある日ポストを開けると赤と白の見覚えのない封筒が届いていた。
「なんか申し込んでいたっけ?」と首をかしげながら封を切ると、某映画の舞台挨拶付き試写会ご招待券が2枚入っていた。
舞台挨拶の登壇者はなんと山田涼介さん。あの御尊顔を見たいというミーハー心を抱き、このご縁を最大限に生かすべく私は人生初の試写会と戦う(?)ことを決めた。
以下、試写会初心者の私の奮闘記となる。ぜひ今後あなたが推しの試写会に参加される機会があれば、ぜひ参考になると幸いである。
まず試写会のタイプにもよるが、今回の場合座席は決まっていなかった。当日劇場オープン時から引き換えが始まり、開演時間までに招待券と座席の交換を行う。
注意点としては、招待券は会場より少し多めに配布されている。そのため満席となれば入場を断られる場合がある(招待されているのにとんだ話である)。
ちなみに、開演30分前で後方2列分が余っているぐらいであった。
劇場オープン時は7時。せっかくなら前方を狙いたい…という欲が働き、悩みに悩んだ末、4時半から並んだ。Tジョイ梅田が今回の現場であり、外からの入り口で待機列があった。
ちなみに当方は市内に住んでいるため、電車の時刻を気にせず自転車を飛ばした。遠方から参戦する場合は、近隣のホテルで前泊することをお勧めする。また、タクシーや夜行バスで参戦している人も見かけた。
先頭はレジャーシートを引いて寝転がっていたり、別の人の分まで場所取りをしていたりと、おそらく前日から待機している通な雰囲気を漂わせていた。
涼しい時期であったからよかったものの、真夏や真冬は場外で待機する場合が多いため体調には十分注意していただきたい。
おすすめの荷物としては、【折り畳み式の椅子/傘/食料/レジャーシート/季節に応じた対策グッズ】等があれば便利である。
肌感覚では、始発の時間帯から徐々に人が増え、整理券を配布し始めた6時45分ごろには100名を超えていたように感じる。
そして7時。いよいよ劇場がオープンし、会場へのエレベーターに踏み込む。整理券を配布しているため、エレベーターで上った先で再度軽く順番に列をなしていざチケットの発券。
3名のスタッフが待ち構え、順番に座席を選んでいく。1列目は関係者席、2,3列目はファンクラブ枠のためすでに埋まっている。4列目以降からを自由に選ぶこととなる。
約2時間半前に並び整理番号30番を手に入れた結果としては、5列目のセンターブロックを確保。すでに出入口のある下手側と4列目は埋まっていた。前ブロックと後ろブロックを隔てる大きな通路前列は2名しか埋まっていなかった。
いったん家に帰り、開場時間に合わせて再度足を運ぶ。映画の上映も難なく見ることができ、何よりあの山田涼介さんを間近でみるという人生で二度とない経験ができた。
肉眼でも双眼鏡でもしかと目に焼き付けた。登場した際、よい香りがしたというと少し盛っているように思うが、それぐらい存在感含め華やかであった。
舞台挨拶付き試写会で前列を狙いたい方はぜひ、健闘を祈る。
こんな朝早くから何をしてるんだ…と思うこと勿れ。
それ相応の価値ある時間が待っていることを信じている。
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