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小1の息子が6年生になったら、どうなるんだろう。私には何ができるのだろうか。

支援級に通っている、小1息子の担任のK先生と面談をしてきた。
先生と話をする中で、「息子さんが6年生になった時、どんな風になっていてほしいですか?」と聞かれた。

「どんな風になってほしいか、というと、"理想の息子像"を掲げてしまいそうで嫌なんですけど…。」と前置きしたうえで、思っているままをそのまま先生に伝えた。

「なんだろう。私が"こうあってほしい"と押し付けるのは違うと思っていて。息子が息子らしく居られたらいいのかなぁと思います。そのために、自分で自分の機嫌をとれるようになれたらいいのかもしれないですね。」


会社の先輩の友人に、息子と同じように小学校に入ってから多動傾向がみられるお子さんがいる。
先日、5年振りに会ったその子はもう6年生になっていて、とても落ち着いていたそうだ。
「小学校3年生くらいから急に落ち着いてきて、小学校1,2年のあの時期はなんだったんだろうって思う」と話してくれたと聞いた。

先輩は、「星野さんの息子さんもきっと大丈夫だよ」という意味でこの話を教えてくれたのだと思う。

6年生になったら…なんて夢想していたのだが、K先生との話で、すべてがそう上手くいくわけでもないということを知った。

「6年生になってもお母さんと離れられない子もいるんですよ。薬を飲まないと感情をコントロールできない子だっているんです。ケンちゃんはまだ1年生だから、力づくで抑えることもできるかもしれない…でも、6年生になったときを想像してみてください。もう、大人と同じような力で向かってきますよ。体も大きくなるし。」

「だから、小さいうちに自立することをもっと促していくこと、サポートしていくことが必要だと思います。」

なるほどなぁ…と思うと同時に、子育てってやっぱり難しいなぁと思った。


私は子育てのスタンスを「息子を一人の人間として扱う。一緒に悩む。親としてできる限りのサポートをする。」というように考えている。

親だって、完ぺきではない。間違うこともあるけれど、あなたを見放すことはしない。間違ったときは謝る。一緒に成長していこう。
そんな風に思っているし、息子にもそう伝えている。

ただ、先生に「親はなめられちゃいけないんです。必ず子どもの上に居なくちゃいけない。そこはマウントをとってください。叱ることができるのは親だけなのだから。」と言われたときに、私にはそれができているのか…と不安になった。

ご飯中に立ち歩く息子に「座って食べようよ」と伝える。
人を叩いたときに「叩くのはやめて。人の嫌がることはせんといて」と注意をする。

"叱る”ってなんだろう。
「いけないことをしたときには、"おやつ抜きにする"とか、そういったしつけも必要だと思いますよ。」K先生にはそう言われた。


「息子さんが一人でできそうなことはなにかありますか?」とK先生に聞かれた。

基本的になんでも「お母さんやって」ということが多い息子。
夜もくっついて寝ているし。

「一人でできたことを、とことん褒めてあげて、”僕はできるんだ!”という自信をつけてあげること、そこから自立を促すのが良いのだと思います。」

「褒めるのも、ただ"すごいね"って褒めるんじゃなくて、息子さんの自尊心をくすぐるような言葉を見つけてあげるのが良いと思います。難しいけど」

うん、難しいな。
できるだけ、息子のことはよく見るようにはしている。
できたことは褒めるようにも心がけてはいる。
ただ、下手に褒めると、息子の機嫌が悪くなることもあるので、難しい。
加えて、”息子にあった言葉を見つける”となると、さらに難易度が上がる。


"叱ること"と"褒めること"。
子育ての基本的なことかもしれないが、ここが一番悩ましく、難しい。

ただ、ここをしっかりしていないと、やっぱりダメなんだろうなぁと思う。
ただぼーっと息子と一緒にいるだけじゃ、ダメなんだろうと。

"息子が小学校6年生になったとき"をイメージする。
どういう6年生になってほしいのだろうか。
そのために、私は息子に何をしてやれるんだろうか。

悩みは尽きない。



スタンドFMでお話ししてます。

なんだかんだと、9回も収録しちゃっている。
今は、「誰かに届けたい」というより、自分の頭の整理や気持ちの整理に喋っている感じ。

気になったタイトルがあれば、聞いていただけると嬉しいです。

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