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拒むのが苦手

嫌いなものや嫌なことがそれほど多くないと自分では思う。ただそれは、許せないことや受け入れられないことを、好き嫌いの判断の前に視界から退けているからなのだろうとも思う。

視界に入ったものについては、なるべく拒絶しない。むしろ寛容な方だと思う。「冷たい」「怖い」と思われることが多いと同時に「怖い人だと思ってたけど優しいよね」と言われることも多いのはそういうこと。

優しいというよりも、拒むのが不得意なだけ。拒みたくないから、そもそも近寄らない。近寄らせない。視界に入れない。

相手を無視して、自分の世界から排除する。そういう冷淡さが、自分の「優しさ」の正体。



今年のテーマは「オルタナティブ」ということにしている。主流でない生き方でもいいじゃん、と自分を許す作業。

自分は多分、人より多くのものを受け入れない。人より多くの世界を拒む。自分の世界に閉じこもって、頑なな理論を組み上げる。それが俺だ。人に評価させない。人に判断させない。

そういう生き方が自分には合っている。そのためにも、冷たい人間にもなれた方がいい気がしてる。拒むことを憚らなくていい。自分を呪いたくないから。

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