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なぜか起業を始める40代★起業ストーリー③

『理想のお客様に出会える』をコンセプトに
カメラマンとウェブ集客アドバイスをしています。


こちらの続きになっています。

男性社会で働くことの厳しさを知った20代★起業ストーリー①
ワンオペと育児の楽しさの狭間の30代★起業ストーリー②

男性社会で女性が働くことへの
難しさと失望で、30歳で退職し
妊娠、育児に明け暮れた30代でした。

転勤

専業主婦のまま過ごした30代。
下の子が幼稚園の年長、あと半年で卒園。

そんな時に、主人に奈良への転勤の辞令がやってきました。
2度目の転勤の辞令です。

私自身がサラリーマン家庭で育ち
父の転勤で関西から関東にやって来た身。
サラリーマンにとって、転勤は切っても切れないご縁と思っています。

上の子もまだ小学生。
家族で移動できるのも、ラストチャンスに違いない!と
家族で奈良に移動することを決断しました。
 
主人は、10月移動の辞令だったので
下の子の卒園と、上の子の修了を終えてから
合流することにしました。

震災

奈良に移動したのは、2011年でした。
そう、東日本大震災の年。

3月の修了式の3日後に引っ越す予定にしていました。
主人はすでに奈良に行っています。

そんな中での、3月11日です。

私一人で、幼子二人を守らなくてはいけない。
そのプレッシャーは、想像以上にきつかったです。

その時の様子はこちら

3.11の東日本大震災から10年。忘れられないこと、忘れてはいけないこと。

奈良へ転居

震災で緊張していた私には
震災の影響を受けていない奈良での生活は、快適でした。

私にとって震災は
世界観が大きく変わる出来事だったように感じます。

ただ、千葉と同じようにはうまくいかないことも多々ありました。
新参者には、厳しいところもありました。。。


趣味仲間を増やしたい

奈良に引っ越して、下の子が小学生になり
家の周りのこと、奈良のことが少しずつ分かるようになってきた頃。
趣味で続けていたスクラップブッキングで
オフ会をしたい!と思うようになりました。

スクラップブッキングでは、雑誌に載ったり、
国内、海外のデザインチーム(企業から商材をもらいサンプルを作るチーム)に選ばれたりしていました。

関東ではサークル活動をしたり
SNSで呼びかけてオフ会を開催したりもしていました。

だから、奈良でもすぐにできる!と思っていました。
でも、奈良では全く人が集まりません。
スクラップブッキングをしている人がいないどころか
スクラップブッキングを知っている人もほとんどいません。

今、思うと…
千葉からやって来た得体の知らない人のオフ会に
参加したい!と言う人がいなかっただけかもしれません。

とにかく、認知を広げようと 
マルシェに出店したり
カルチャースクールの講師に登録したり
ECサイトでキット販売をしたり
レンタルスペースを借りてレッスンをしたり
地域新聞に広告を出したり
ブログも頑張りました。
考えつくことはありとあらゆることをやってみました。

関東と違って
「資格がないと、無理!」と言われ
慌てて資格をとったりもしました。
 
やっと集まっても
ほとんど持ち出しのレッスンばかりでした。

そして、
ちゃんと集客を学ぼう!と、起業塾に行くことにしたのです。


なぜか起業塾へ

この時点では、
自分がしたいことは起業だと思っていないので
ちゃんとした起業塾に行くには、ハードルが高すぎて…

ママ起業やプチ起業と言った
軽めの起業塾に参加してみました。

が、マインド面の話やビジネスルール、
帳簿のつけ方を教えるばかりで
知りたい「集客方法」を全く教えてくれず
いつまでたっても、人は集まりません。

そして、とうとう
3か月で15万円を売り上げる!(だっけな?)
そんな起業塾の門をたたくことになるのです。

この時点で私は
起業モードと言うか、成果を出したいモードになっていました。

そして、この起業塾では
「京本さんはハンドメイドの人じゃないよね!
パソコンが得意だから事務代行があってるんじゃない!?」と言われ
何故か事務代行で起業することになりました。
(今でも、なんで素直に従ってるのか疑問)

その頃は起業ブームで
お茶会、ランチ会も多く
そういう場に行けば
私は何故か目立つし、
仕切る側になっていることも多々(笑)

事務代行だけでなく
サービスを勝手に紹介してたら
招致してくれと言われ招致業を

写真を撮ってあげてたら
撮影して欲しいと言われカメラマンを。

私のサービスメニューは
いつもそんな感じで増えていきました。

気が付けば、
スクラップブッキングはどうでもよくなっていました(笑)

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