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創業から20年。プロダクトと組織の成長を見守ってきた創業メンバーから見える景色。


<プロフィール>1998年ライトワークスの前身である株式会社アスキー(現・株式会社角川アスキー総合研究所)に新卒入社。大手家電量販店向けのルート営業を経て、自社製マルチメディア教材のライティングやディレクション、LWの初代LMSとなる「Learning Drive」の開発を担当。2001年同部⾨が株式会社ライトワークスとして独⽴しそのまま参画。2020年8月より現職。


ライトワークス に参画したきっかけや入社の決め手を教えてください

新卒で当社の前身である株式会社アスキーに入社し、制作職や技術職を希望していたのですが、何故か家電量販店向けのマルチメディア制作ソフトのルート営業職としてキャリアをスタートしました。店頭に立って、販促をしたこともありますよ。2年目からは自社製マルチメディア教材(パソコンにインストールしオフラインで使う教育教材)のライティングや、ディレクションを担当していました。

教材のインターネット配信対応にともない自社製LMS(Learning Management System:社員教育のDX、オンライン化を進めるシステム)の立ち上げを担当し開発を進めていたところ、新卒3年目の2001年に同部門が株式会社ライトワークスとして独立することになりました。インターネットが伸びていくのは確実でしたし、特に不安は感じませんでしたね。

当時の創業メンバーは現代表を含めて10名弱。今では海外に子会社を持つ、120名規模の企業へと成長しました。

現在の担当業務について教えてください

システム本部本部長として、当社プロダクトであるCAREERSHIP®の、システム開発面での意思決定と問題解決をメインに担当しています。

CAREERSHIP®はエンタープライズ(大手企業)向けのLMSとして、教育業界のトレンドを先回りし、今後求められていくであろう人物像の育成に貢献できるシステムを目指しています。日々変化、アップデートしていく社会に対応するために、新しい機能の開発は欠かせません。

ニュースや書籍などで情報をリサーチすることも大事ですが、やはり現場の生の声が一番大切だと考えているので、CAREERSHIP®の方向性自体はお客様の声を届けてくれる営業部隊にゆだねている部分が大きいですね。私たち開発側は、求められる機能をいかに効果的に実現できるか、システムに負荷なくスムーズに提供できるかということに比重を置いています。

システムや日々の業務に問題が起こった時に相談を受けるのも私の役目です。実務ベースでいうと3~4割は相談に乗っている印象なので、メンバーの成長を支援して私は新規開発やアイデア創出に注力できるような環境にしていきたいと思っています。

そのために、相談事に対する解決策だけを伝えるのではなく、あえて一からプロセスを見せることを意識しています。答えだけを教えてしまうと、今後全く同じ問題が発生した時は自分で解決できますが、ロジックが少しでも異なる問題は解決できません。でも、プロセスを理解していれば、「新しいトラブルだけど、この段階まではこの前の問題と同じだから、このようにすれば解決できるかも」と、応用を利かせられるようになります。

組織図的には私(本部長)→部長→セクションマネージャ―→メンバーという構成ですが、メンバーが直接私に相談にくることもありますよ。


ライトワークス のカルチャーについて教えてください

設立時は10名に満たず、ワンフロアで顔が見える距離でしたが、中国子会社を入れて120名の組織となっても、年次や役職にとらわれることの少ない組織ですね。顔の見える関係性が根付いています。

代表を始めとして、基本的にフラットで、性善説で相手を見るメンバーが多いと感じます。手を挙げたら立場に関わらず任せてくれる風土があるので、自発的に行動ができる人は成長ができる環境ですよ。

また、「ある程度スキルを磨いたらマネジメント側にまわらなければいけない」とか、逆に「経験を積んでからでないとマネジメントができない」ということもなく、プロフェッショナルとして技術を極めていく人、手を動かすよりも管理職に向いている人など、その人の適性や希望をもとにキャリアを描いていけるので、自分の理想とするキャリアデザインに近い働き方ができるのではと思います。


ライトワークス に⼊ってから最も「成⻑したな」と感じたエピソードがあれば教えてください

当社のクライアントは従業員数が数千名~数十万名と、大手企業の中でも特に日本を代表する企業が多く、それは創業当時から変わっていません。創業して数年で続々と大手企業が顧客となっていく中で、大手企業ならではのアプローチの仕方、コミュニケーションの取り方を学びました。大企業では担当者が納得してもその上司にうまく伝えられなかったり、納得させられなければ先に進めることができないところがあるので顧客の意思決定を支援する必要があります。これによって、先を見据えた物事の運び方を身につけることができました。

また、メンバーやクライアントが急激に増えていくに従い、それまでのやり方では伝えたいことがうまく相手に伝わらなくなったことがありました。何度も試行錯誤を重ね、今では自分の思考や答えを発信する時は「相手が直観的にイメージできるか」を、常に意識するようになりました。直観的にイメージできれば、全てを理解できなくても全体図はなんとなく掴めます。その状態で別の事象が起きた時に、全体図のイメージがあるので相手の方で仮説を立てられるようになるんですね。

自分一人だった視点に他者を入れられたことで、自分自身のことも客観的に見られるようになったと感じます。

最後に、「こんな人と働きたい」というメッセージをお願いします

常に当事者意識を持って行動ができる人ですね。具体的には、自分は誰かの代表として発信をしているという意識が持てる人です。

みんな、常に誰かの代表です。ライトワークスの一員としてクライアント対応をする時はライトワークスの代表ですし、◎◎大学の学生として活動する時はその大学の代表なんです。

もっと紐解いていくと、何も看板を持たずに「あなた自身」として発信している時でも、あなたの人生に携わってくれた家族や親戚、先生、友人、同僚、恋人など、数え切れない程の人の粒子を背負っているんです。ちなみに私はあらゆる局面で人類代表の気概を持って行動しています(笑)。当社には、それだけの気概に応えられる度量があり、充実感が得られると思いますよ。

また、前例にとらわれる体質ではないため、これからメンバーの一員になる方も疎外感を感じることはあまりないでしょう。CAREERSHIP®で教育を受けたクライアントの人材が活躍し、その会社の事業に繋がっていけば、間接的に日本の教育を、そして日本のビジネス業界を牽引していくことができます。成長を続けていきたい方、スケールの大きな仕事がしたい方は、気軽に⾶び込んで来てください。

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撮影場所:WeWork Nippon TV Yotsuya Building


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