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長期休暇で気づき得たモノ

私はある金融機関に10年間勤め
サラリーマンをして会社生活を謳歌しているうちに
気づけば育児休暇でふいに時間を得た者です

10年も働き続けていたので
仕事以外の生活にワクワクドキドキと思いきや、今までのストレスからか、負荷が外れたバネのようにお金を散財して欲しい物を買っては要望のまま過ごしました

物欲を満たして気付いたことは

物欲が満たされるという感情は
とても一時的なもの

でした。

この経験を機に
貴重な育休期間の2年間を有意義に過ごしたいと思うようになり、今までやりたかったけど時間がかかるし腰が重いなーと思っていることをやってみようと考えました

【時間と根気のいる やりたかったことを習得】

すること

それは、母の背中をみて幼少期憧れていたいた
「布を操れる人になりたい」という野望でした


これは私の場合がミシンであっただけで
皆さん人それぞれ、やりたいけど諦めていることがたくさんあると思います その内側に眠っている感情や想いに手を当てて考えてみてください

今は安価で欲しいものが手に入る時代。
ミシンに触らなくても代行サービスプランで依頼すれば登園バックだって他の誰かがつくってくれる

しかし、そんな時代だからこそ!
生まれてくる子供への愛情表現の仕方として
手作業で、思いのまま布を操り作品を作れる人になる

これを選択したかったのです。

ミシンをやりたい、根本の想いは
「母親が私のことを考えて作ったもの」が
常にそばにある、言葉にならない愛情のカタチ

それを我が子へも感じてほしい。
受け取って欲しい。

その一心でした。

まずはゼロの状態、形から入ろうと全く馴染みのない手芸屋さんに出向きミシン購入。
図書館でミシンの本を熟読、今は便利なYouTubeにはたくさんのカタログがアップされており夜な夜な勉強。
妊婦期間にはつわりもありましたが、集中して物事を考えているといつのまにか終わりとてもいい副作用がありました

結果として今は1歳半になる息子に
抱っこ紐のよだれかけやズボン、甚平、リュックサック、おむつポーチ、スリーパーなどを着せて毎日愛用しています

作ったいると布に興味が出始め調べていくと
ミナペルホネンの生地や刺繍、糸の入り方や生地空間に魅力されていき、自分の好きな布を用いた
エコバック、マザーズバック、化粧ポーチなど様々なものを作り、思いがけず自分にも恩恵がありました

布を操れるようになると
気がつくと身の回りのものほとんどが自分の好きな生地に包まれ、生活まるごとに対して愛情をもって過ごしている
その作品と共に愛着を持って生活を楽しんでいる
そんな自分
に気がつきました

結果として
身の回りを客観的にみる能力が長け
丁寧に暮らしを味わったり、身の回りを整えたり、物を大事にしたり、物の見方が変わった

りと、本当にいいことばかりでした

やはり時間はかかるから腰が重い

でも幼少期からやりたかったことを
大人になった今だからこそ
諦めず、少しの時間と労力をかけてみてください

私のように形から入るもよし
誰かを真似するもよし
YouTube見てからイメージトレーニングしてやるもよし

軌道に乗りさえすれば
あとは「自分の内なるモーション」が
どんどんついてきて体を動かすでしょう

ぜひその体験を味わってください!

この投稿が
誰かのとまったままの感情を揺さぶり
その足を動かす原動力になりますように✨

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