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2022.11.27 神奈川県最高峰 蛭ヶ岳の登山記録

まえがき

以前ナイトハイクで蛭ヶ岳に行こうとしましたが、夜明け前で鎖場を突破できず撤退したリベンジをしようと再チャレンジしました。通常1泊2日で行くべきところですが、山小屋に宿泊するのに抵抗があり、日帰りに挑戦しました(知人が日帰りで走破していて、負けたくないという気持ちもあった)。
鎖場は20mくらいある険しい場所で前回は引き返して正解でした。もし進んでいたら無傷ではなかったと思います。
昼間でも怖かったし、膝を強打し指を怪我しましたが、なんとか切り抜けて登り切ることができました。山頂へ着く頃には写真をまともに撮る体力もなかったですが、天気は快晴でバチコリ富士山も見えました。


地図

一本道で迷子になりそうな場所はありません。ただし、丹沢山〜蛭ヶ岳は横が崖のような場所が多く、コケると奈落の底に落ちることになるので要注意です。


スケジュール

往復10時間43分かかりました。塔ノ岳〜丹沢山と丹沢山〜蛭ヶ岳はアップダウンのあるコースになるので、帰りも時間がかかります。帰りの丹沢山に到着したくらいからバテバテになってました。帰りは写真もロクに撮る元気もなく、ただ無事に帰ることだけを考えて下山しました。

11/27
22:08 秦野駅の快活クラブ到着

11/28
04:45 退店
05:29 秦野駅で電車に乗り込む
05:32 渋沢駅到着
05:45 大倉(バス停)到着
05:48 大倉登山口から登山開始
06:18 見晴茶屋
06:43 駒止茶屋
07:01 堀山の家
07:39 花立山荘
08:08 塔ノ岳到着
08:20 塔ノ岳出発
09:12 丹沢山到着
09:24 丹沢山出発
10:53 蛭ヶ岳到着
11:13 蛭ヶ岳出発
12:42 丹沢山到着
12:48 丹沢山出発
13:45 塔ノ岳到着
14:02 塔ノ岳出発
14:30 花立山荘
15:09 堀山の家
15:28 駒止茶屋
16:00 見晴茶屋
16:31 下山完了


大倉までのアクセス

電車で渋沢駅まで移動します。渋沢駅からバスで大倉まで行けるのですが、始発はもっと遅い時間だったので、タクシーで移動しました。料金は1700円でした。


天候と服装

朝の移動時は寒かったですが、登り始めると暑くなってきました。天気予報をみると、この日は特別暑い一日だったようです。行きは半袖か極薄のウィンドブレーカーを着て登山していました。
帰りの塔ノ岳くらいからガスってきて非常に寒くなってきたのでもう一枚着ました。手も冷えるので手袋はあったほうが良いです。


秦野駅での宿泊

快活クラブに宿泊しました。駅から徒歩20分程度とやや遠目です。久しぶりに快活クラブに行ったのですが、過ごしやすかったです。
料金はナイト8時間パックでブース席だったので1910円でした。


感想

11/27
22:08
秦野駅の快活クラブ到着です。なかなか寝れなかったのですが、1時間ほど寝ることができました。

11/28
04:45
退店します。星空がきれいだったので優里のペテルギウスを聞きながら歩きます(ブレブレの写真)。

05:29
秦野駅からタクシーで大倉まで行こうと思っていたのですが、お手洗いにいったりしているとさほど時間が変わらないので電車で渋沢駅に行くことにします。

05:32
渋沢駅に到着です。タクシー乗り場にタクシーが来ていたので乗り込みます。

05:45
大倉(バス停)到着です。まだ夜明け前なのですが、ヘッドライトをつけた登山人は数名いました。

05:48
ヘッドライトをつけて、大倉登山口から登山開始します。

06:18
見晴茶屋に到着です。到着する頃には明るくなって、ヘッドライト不要でした。

朝日が良い感じです。紅葉は少し残っていました。

06:43
駒止茶屋に到着です。

07:01
堀山の家に到着です。
富士山がありえないほどきれいに写ります。絶好の登山日和でした。

07:39
花立山荘に到着です。

下をよく見ると凍っとるやないかい!朝は木道が凍っていて、滑りやすいので注意しましょう。ちなみに丹沢山〜蛭ヶ岳も日陰のところが凍っていて非常に危険でした。

08:08
塔ノ岳到着です。こんなにきれいに富士山が見えるのは初めてです。ここまでほぼ休憩なしでぶっ飛ばしてきたので、少し休みます。

08:20
塔ノ岳を出発します。寒くなってきているので葉は落ちてしまっています。

09:12
丹沢山に到着です。快晴すぎてヤバい(ワイの語彙力の無さもヤバい)。

09:24
丹沢山を出発します。
休憩中に他の登山客の人が「蛭ヶ岳は選ばれし人が行ける山だよ〜」と言っているのを耳にし、自分も選ばれし人間になるぞ!と気合を入れましたw

最初、下りから始まります。木道が日陰になっているので、凍っていました。景色が良い反面、横は崖なので絶対に滑らないようにしなければなりません。登りより下りのほうが危険です。
転ばなかったですが、足を滑らせた時は本当に撤退しようかと思いました。が、他の登山客の人もなんだかんだ進んでいたので自分も進むことにしました。蛭ヶ岳に行く人は上弦の鬼レベルの人ばかりな気がします。

前回撤退を余儀なくされた因縁の鎖場に到着です。前回は夜で見えませんでしたが、ものすごい崖です。夜行けるわけがない。昼間でも行くのを躊躇しましたが、若い女性の方などもホイホイ進んでいたので、自分も頑張って進みました。

下から見るとこんな感じです。怖すぎて途中で写真は撮れずです。鎖場は2箇所あります。

やっとの思いで鎖場を抜けると、あとは登るだけです。

10:53
念願の蛭ヶ岳に到着です。富士山を背景に一枚。

街も見えます。

11:13
クタクタですが、夜遅くなると帰れなくなるので蛭ヶ岳を出発します。もう写真をとる元気はありませんのでほぼ撮らずでした。ただひたすら帰ります。
帰るときにはガスってきていました。

12:42
丹沢山に到着です。バテバテです。

12:48
丹沢山を出発します。

13:45
塔ノ岳に到着です。寒い。足がだいぶきていたので、やや長めに休憩します。

14:02
塔ノ岳を出発します。半月板を痛めないように、トレッキングポールを駆使して歩きます。

14:30
花立山荘に到着です。

15:09
堀山の家に到着です。

15:28
駒止茶屋に到着です。

16:00
見晴茶屋に到着です。

16:31
下山完了です。もうクタクタ。
帰りは暗くなりつつありましたが、ヘッドライトはなしのまま下山しました。

帰りは行きつけ本厚木駅のアーバンスパへ行きました。

駅のホームの階段が登れないくらいに疲労していました。足は痛いし、木道は凍っているし、鎖場は怖いしでマジで何度か引き返そうと思いましたが、こんな自分でも登れるんだという自信がつきました。もう一度、行きたいかと言われると微妙wしんどいし。
天気は良かったのですが葉が結構落ちていたので、4〜5月ごろに行くのが最も見頃かもしれません。とにもかくにも、今年最高の登山でした。


写真


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