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世界のネオン -スウェーデン-

次は、スウェーデン。
寒い国のネオンの違いに注目したい。

Swedish neon is primarily involved with large outdoor signs such as the Dragon Cinema.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"スウェーデンのネオンは、主にドラゴンシネマのような大型の屋外看板に関わっている。"

「ドラゴンシネマ」と検索しても出てこなかったけど、スウェーデンの大きな映画館だったんだろう。
今回もまた、いいネオンなので見開き。。

スウェーデン、ストックホルムのドラゴン・シネマ。ドラゴンの舌がマーキーの縁に接触するアニメーション。
出典 : Rudi Stern / Let There Be Neon

Because of the cold weather, argon is rarely used since it is susceptible to extremes of temperature.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"寒冷な気候のため、極端な温度に弱いアルゴンはほとんど使用されない。"

⚫︎気温の低いところでは、アルゴンガスは光が弱くなってしまうので、ネオンガスオンリー!
⚫︎そうすると、寒色系の色は蛍光塗料によって出しているのかな?
⚫︎現在の日本のアルゴンガスには、ネオンが70%も入っている。東北地方や北海道でも区別なく使えるからかなぁ。

The diameter of tubing used is usually 15mm or larger and the glass is often annealed after the bending has been completed but before bombardment.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"使用されるチューブの直径は通常15mm以上で、ガラスは曲げ加工が完了した後、砲撃の前にアニールされることが多い。"

⚫︎こちらも、フランスと同じ極太ネオン管!
⚫︎アニールとは?
日本では、"焼き鈍し"(やきなまし)といい、炉で熱を加える事で、素材の硬さを均一にし、柔らかくして、その後の加工をしやすくすることらしい。
⚫︎おそらく、フランス同様パイレックス的なガラスを使っていてガラスが硬いため、この工程が必要なんじゃないかなぁ。

"排気する"の意味のbomberdmentが、日本語になると、いつも"砲撃"になるの怖い!笑

The use of neon is tightly restricted both in terms of site location as well as design (a review board checks on each single project). Animation is limited.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"ネオンの使用は、場所の面でもデザインの面でも厳しく制限されている(プロジェクトごとに審査委員会がチェックする)。アニメーションは制限されている。"

景観を大事にしている国では、チェックも厳しい!でも、ここでもまた、日本とまったく違う作り方をしていて、とても興味深いなぁ。


※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。

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