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世界のネオン -日本-

さあ、いよいよ日本!

Several large neon companies predominate in the country with the greatest neon production worldwide.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"世界最大のネオン生産量を誇るこの国では、いくつかの大手ネオン会社が優位を占めている。"

⚫︎1970年代当時、オイルショックの影響もあり、日本の生産量も確実に減っていたと思うけど、それでも、当時は世界最大の生産量だったのかぁ。
⚫︎大手の看板会社が優位を占めながらも、多くのMOM&POPのネオン屋さんが活躍していたんだ。
お父さんが曲げて、お母さんが排気する、とかね。

The emphasis is on big, rooftop spectaculars with an incredible variety of color (some forty are in constant use) and animation techniques that are the most sophisticated anywhere.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"その中でも、驚くほど多彩な色彩(常時40色が使用されている)と、どこよりも洗練されたアニメーション技術を駆使した大型の屋上スペクタクルに重点が置かれている。"

40色に加えて、大企業では、その会社だけのネオンカラーを特注で作る、という事もあったらしい。大手航空会社では、ロゴカラーのグレーを特注で作ったという話も聞いたことがある!

It is ironic that in such a favorable setting I was unable to find a single sculptor or free-lance graphic artist working with neon. I also saw no architectural applications.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P81

"これほど恵まれた環境で、ネオンを使って仕事をしている彫刻家やフリーのグラフィック・アーティストを一人も見つけられなかったのは皮肉なことだ。また、建築への応用も見られなかった。"

⚫︎良いネオンを保存できなかったこと。
⚫︎グーギー建築のように、建築物との融合など、文化として残せなかったこと。

これらが、アメリカとの違いで、日本にネオンミュージアムがない理由にもなっているんじゃないかなぁ。。

出典 : Rudi Stern / Let There Be Neon



※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。

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