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新しいネオン⑥

今日は、かわいい建築とネオン♡

1930s was an effort to use neon as a building material alongside porcelain enamel, steel, and glass.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P106

"1930年代のアメリカの "流線型 "の外観は、磁器エナメル、スチール、ガラスと並んで、ネオンを建築材料として使用する試みだった。"

ストリームラインモダン建築の時代!

ストリームライン・モダンとは?
⚫︎フロリダ州を中心にアールデコ様式から派生し、流行した様式。
⚫︎カーブした外形、長く延びた水平線、欄干や丸窓など海示的な要素を強調したもの。

This recognition of neon as an architectural material was short lived but interesting because it showed that the medium could be an effective element bulding construction.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P110

"建築材料としてのネオンの認知は短期間で終わったが、ネオンという媒体が建築の効果的な要素になりうることを示したという点では興味深い。"

その後のアーティストたちにも、大きな影響と可能性を残しているよね。

As an expression of American Art Deco it had a brie opportunity to escape from signage and be a creative medium in its own right.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P110

"アメリカのアール・デコの表現として、看板から逃れ、それ自体が創造的な媒体となる絶好の機会だった。"

【マイアミデコ】
⚫︎地中海リバイバル期 1910〜1930年代
特徴
・アイアン手すりの装飾
・タイルの屋根
・スタッコの壁
⚫︎アールデコ期 1920〜1930年代
特徴
・左右対称
・主に3階建が多い
・建物の中心に縦のラインを強調する要素がある
・窓の上にアイブローと呼ばれる庇がついてる
⚫︎ストリームライン期 1930〜1940年代初め
特徴
・装飾的な要素が少ない
・機械的、工業デザインの形状に近い
・建物のコーナーにアールを持たせる
・コーナーを中心に窓を入れる
・庇もコーナーを伝うように付ける

大きく、この3つの時期に分けられる。
建物の前に、マフィアのごつい車が停まってたりして、日本で例えると熱海みたいな感じかなぁ。。笑

そして、渋谷のマイアミデコ「ピンクドラゴン」
これは、アールデコ期タイプらしい。
昔から知ってる建物だけど、これがマイアミデコだなんて考えたこともなかった。灯台下暗し!

「ピンクドラゴン」

Its use in the Los Angeles drive-in is as coherent and integrated an Techitectural use as was achieved Here it is not merely ornamentation bu rather a part of a functional statement.

Rudi Stern / Let There Be Neon
P110

"ロサンゼルスのドライブインでの使用は、建築として首尾一貫して統合されたものである。エッフェル塔のネオン化とは対照的に、それは建築の意図に不可欠な部分なのだ。"

"Mel's DRIVE-IN" みたいなイメージかな?
どうしてもネオンに目が行きがちだけど、それを取り付ける "器" があってこそのいいネオンなんだよなぁ。

※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。

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