建築とネオン、まだまだ続く。
"1930年代のアメリカの劇場では、ネオンは大恐慌の中でハリウッドのファンタジーを映し出す一部だった。"
アルゴンガスを発見した、ウィリアム・ラムゼーの弟子は、はじめてネオンが光ったのを見た時、
「Spellbound!」と言ったらしい。
"魔法がかった" とか "魅せられた" という意味。
そういうファンタジーや希望がないと、大恐慌とか乗り切れないよね。。
"ネオンは夜の建築物であり、メッセージである。ネオンはそれ自体が建築であり、それによって独自の機能を発揮する。"
小さいネオンでもそれは言えると思う。
⚫︎土台(器)があって
⚫︎電気工事があり
⚫︎電気が点灯する
ネオンは、建築物と一緒だなぁ。
"ネオンは、記念碑的な感覚を生み出すために使われる電気的なラインである。運動的なコスモポリタニズムを目指している。"
"3次元の彫刻デザインから平面的なサインを切り離すのと同様に、メディウムの建築的可能性からはまだ遠い。ファサードの装飾において、ネオンは依然として装飾的である。しかし、ネオンの資源的価値はこの用途をはるかに超えている。流動的な電線として、ネオンは新しい方法で空間を創造し、定義することができる。"
彼の目指す3次元のネオンは、まだ上手く取り入れられていないけど、世界を見ても様々なネオンの使い方は、面白い!
ただ、ネオンには変な虫も寄ってくるから、注意しなければいけない。
⚫︎ 現代のテヘランでは、ネオンはしばしばファサードデザインの不可欠な一部となっている。
⚫︎ サウジアラビアの宮殿の一部にもネオンが使われている。
⚫︎ ロバート・ヴェンチュリスは、フィラデルフィアの聖フランシス・デ・セールス教会に冷陰極管を設置した。
⚫︎ ヒトラーもムッソリーニも、自国の都市に近代的な帝国の栄華を感じさせる手段として、この媒体を意識していた。
テヘランの政府庁舎、プロジェクションマッピングみたいになってる!
※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。