漁師さんだけを集めたミートアップを開催するまで。
初のユーザーミートアップ
こんにちは、株式会社ライトハウス カスタマーサクセス(以下CS)責任者の掛川です。弊社は先月2月15日に、大阪で初のユーザーミートアップを開催しました。今回はこのミートアップでの気づきについてnoteを書かせていただきます。
弊社は、漁師向けサービスであるISANAを運営して約2年が経ちます。
(ISANAのサービス内容はこちらから↓)
おかげさまで現在300隻以上の船に取り付けられ、今では多くの漁師さんにご利用していただいております。
弊社でのCSの業務は主に
・ISANAを利用している漁師さんからの問い合わせ対応
・現地での不具合対応
・漁師さんからの意見要望の吸い上げ、ヒアリング
・新規事業の考案
などで、弊社の中ではユーザーである漁師さんに最も近いポジションで仕事を行っています。
また、弊社のCSはエリア制を導入しており、各エリア担当者が定期的に全国各地の漁師さんの元へ直接訪問しています。毎日忙しい生活を送っている漁師さんとアポイントを取るのはなかなか難しいのですが、貴重な時間を割いて会ってくださる漁師さんが多く、大変ありがたく思っています。
そんな漁師さんと現場でお話をするなかで、
・よその地域と繋がりがないので話してみたいが、そのような場がない。
・他の船団がどのような漁労機器を使っているのか聞いてみたい。
・ISANAをどのように他の船団が効率的に使っているのか気になる。
という声を多く聞きました。
他にも「ISANAを開発している人と直接話して意見や要望を聞いて欲しい。」という声もありました。私たちライトハウスとしても、普段現場をまわるCSやセールスのメンバー以外の開発メンバーなどに、漁師さんとの交流ができるような場を作りたいと思っていたので、ユーザーミートアップを開催しよう!という運びとなりました。
開催する上で大変だったこと
以前、漁業関係者や事業会社の方、公共団体の方から漁業者だけにリーチして一箇所に集めたイベントをしたくてもなかなかできなかったと聞いており、自分たちだけで開催までできるのか不安でした。漁業者が集まる漁協にポスターを掲載するだけでは、イベントに参加者を募りにくいとも聞いており、まず集客方法から考えました。
我々が取った手段は地道な声がけ。CS、セールス一同でISANAのユーザーに直接開催告知と趣旨説明を行い、参加者を募りました。この方法は、あまりに地味で非効率に見えますが、直接漁師さんにアプローチできるエリア制を導入している僕たちだからこそできる手段でした。
日程は、休漁時期の2/15に開催することにし、コンテンツは日々使用いただいている御礼と、ユーザー同士が繋がれるような交流の場を提供すること、弊社エンジニアたちが直接話せることができる内容に決めました。
いざ当日!
今回のミートアップでは、シラスやカタクチイワシを獲っている船曳網漁の漁師さんを中心に声がけを行いました。当日は、漁師さんがほんとに集まってくれるのか不安でしたが、蓋を開けてみると大阪・兵庫・和歌山・広島・香川・鹿児島から想像を超える総勢30名以上に参加して頂きました。
当日は、改めて会社概要や新事業の紹介や、新しく生まれ変わったISANAアプリの使い方説明、漁師さん同士の交流会などのコンテンツを中心に行いました。
参加して頂いた漁師の方から、
「他の地域の漁師と仲良くなって、今度船を見に行くことになりましたよ!」
「わざわざ大阪まで来た甲斐がありました!」
などの声をいただき、横のつながりを作りたくても作れなかった漁師さんのきっかけを作ることができたのが、CSとして何よりも嬉しかったです。
今回のこのユーザーミートアップを通じて、
「ISANA契約後の継続率が100%であり、漁労機器の一部として無くてはならない存在になりつつある」
「これからも、もっといいサービスを作る会社だと期待されている」
ことを実感しました。
まだまだ完璧とは言えませんが、今後もより漁師さんのためになるサービスを作り上げていきたいと思っています。
これからもミートアップをやっていきます!
弊社では今後も、様々な地域で定期的にユーザーミートアップを開催していき、日本全国にいるお客さん同士をつなげていきたいと考えております。
今後開催していく際は直接のお声がけに加えて、現在お客様の多くに入っていただいているLINEを経由してしっかりとアナウンスして参りますので、皆さんのご参加お待ちしております。
自分の地域で開催してほしい!
こんな漁師と会いたい、話してみたい!
他の地域の漁業者の現場を視察したい!
などなど、他の漁師たちとの交流に興味のある方の連絡をお待ちしております!
info@isana-g.com
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