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彼女に言われて…エンジンがかかった瞬間

#エンジンがかかった瞬間

ってイベント?ぽいのでつらつらと。あんまり話したことない話だが、べつに隠している話ではないので。

そもそも私が司法試験を目指したきっかけ?の話をしようと思います。

私は当初田舎の貧困家庭で育ちました。公立中学,公立高校,塾も通えずバイト代は巻き上げられるそんな毒親の下での生活でした。非常にひどい環境だったと思います。当時はそれが当たり前でしたが,冷暖房もなく,築50年以上はするであろうボロアパートで狭く汚い部屋,自分の部屋などない。しかも親は公的には働いていない。両親ともにです。なぜ生活できているのか分かったときはあーあーという感じでした(さすがにブラックすぎてかけない)。そんなだから親子中もまぁまぁ悪いし,嫌だった。

そうした親の影響やもろもろ(ここが本当はなしたいが書けない!!)ということもありまぁ弁護士もいいかなぁくらいには思っていました。

しかし,私の進学した高校は,入学時が最高偏差値でその後は下降し卒業時の進路で換算すれば偏差値45以下になっちゃうバカ高校??(ついこの間少子化のあおりを受けて閉校)だったわけでいい大学に進学できるわけがない。まして予備校を通える状況でもないから勉強を効率的にすることなんてできない。高校の授業もあてにもできない。そもそも進学したとして司法試験の合格率数パーセント(当時はまだ旧試験の最後の方で法科大学院発足直後でした)。そんな状況になれるわけがない。進学費用だけでもやっとだし,万が一浪人しようものなら高卒で一生バイトの日々になって親に搾取され続ける。

そんなリスクなんて当然犯せるわけないので,まぁ穏当に高校で上位の成績を維持しいて地元の国公立に推薦で入学して地元の公務員になって~くらいに考えていました。

 そんな時に当時付き合っていた彼女と進路の話をしたときに,公務員にでもなるかなぁ~って話したら

「公務員なんて夢なくね??」

という発言。

 え?は?俺の家庭状況ある程度知ってるやん。と思いつつ,カチンときてとっさに

「じゃあ大学受験しっかりして法学部に行って弁護士でもなるわ」

と返してしまった。

 これがきっかけで高校2年の夏休み前から高校の先生に色々頼んで課外で授業をしてもらったりいろいろしてなんとか現役でまぁぎりぎり司法試験合格者がいるよね?レベルの大学まで進学しました。

 その後,まぁこの大学じゃあ司法試験の現役合格なんて学年に一人のレベルだから無理だろうと思っていたのですが,運がよかった。予備試験が始まり大学2年から勉強に着手できた。その前の大学1年で行政書士を突破できていたのも自信につながった。司法試験受験してます!っていうノリでいろいろな先輩方にもmixiなどを通じてあったり話したりして方々勉強できた。

 その後なんやかんやで,予備試験も司法試験も合格して今に至っております。

 ちなみに,公務員なんて夢がないというのは,宇多田ヒカルの『Keep Tryin'』の歌詞の引用でした

たしか,キングダムハーツの主題歌とかだったのかな?

そして,それを言い放った彼女が今の妻です。そうです,今の妻に言われてここまで来ちゃいました。

ちなみに最後の落ちですが,妻は短大卒業後に地元の市役所の公務員をやっていました。

現場からは以上です。

人生何が起こる代りませんね。

以上,エンジンがかかった瞬間でした。


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