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不登校だったからこそ伝えたい。のに出来ない。

こんばんわ、久しぶりに筆を取っています。
yamaiです。

最近はめっぽう冷えてきましたね。
そんな時期はなんだか過去のことに浸ったり、
はたまた人肌が恋しかったり、こたつから離れられなかったり。

今日はそんなお話。

以前にも、チラッと書きましたが
私が不登校だった時の話を
以前よりももっと私に焦点を当てて

書いていこうかなと思います。

皆様、突然ですが質問です。

いじめられていた訳でもない
何か学校に嫌な思い出があった訳でもない


普通の小学生不登校女児の1日の行動が
一体どんな物か、何か思いつきますか?

一体どんなことを抱えて一体どんなことをしているのか。


答えは

「特に何もしていません。」


比喩や例えなんかではなく、
本当に何もしていませんでした。

私は昼夜逆転などはしていなく、
朝普通に起きて母が用意してくれたご飯を食べ、
NHKをぼーっと11時ごろまで眺め、
1時間ほどニュースをラジオ感覚で聞きながら寝たり、ごろごろ

12時には笑っていいとも!やヒルナンデスにチャンネルを変えて

それが終われば夕方のNHK子供向け番組が始まるまでずっと絵を描いているような
そんな子供でした。

拍子抜けしましたか?笑

こんなものですよ、不登校児がやる行動なんて。
もしかしたらゲームをしている子もいるかもしれませんね。

もし、このnoteをそんな不登校児を持つ親御様が読んでいらっしゃったら。


どんな気持ちになりましたか?

呆れましたか?
哀しくなりましたか?
怒りが込み上げましたか?

焦りましたか?


良ければ、率直な気持ちを聞かせてもらえたら嬉しいなと思います。


私は今、そんな不登校児をメインターゲットにしたアルバイト先を探しています。

でも、別に子供が好きな訳ではありません。
(ごめんなさい、ハッキリ書きすぎてびっくりしてしまいましたか…?)


子供に何かを教えたり、諭す事をしたい訳ではないのです。


私はそんな不登校児を持つ、親御様の貴方にとても会いたいのです。


もし、このnoteを読んで自分の子がこのnoteの様な日々を送っていたら…?と考えて

焦った親御様がいたとしたら、伝えたい。


焦る事なんて、何一つもないんですよ。と


別に焦る事が悪いことだとか、子供に悪影響があるだとか、
私はそんな事が伝えたい訳ではないのです。

親御様からすれば、少しでも子供には幸せな世界で
自由な世界で生きてほしいと、

そう願っているからこそだと私は知っています。



おかあさんを見て、知っているのです。



だからこそ、安心して欲しいのです。

案外、子供時代の時間に無駄な時間なんてないです。


これは、私の体験談。


私は昔から、プリキュアが大好きでした。
キラキラしたものが好きで、自分でもプリキュアを見ている自分は輝いていたんじゃないかと思います。

それから絵を見る事が好きになって、
次第に自分で絵を描いてみて、

私にある、一番古い記憶は
幼稚園でびっしりと絵が描いてある隙間のない
じゆうちょうを開いて

「あ、またじゆうちょう買ってもらうのを忘れた…。」

そう思いながら、隙間のないじゆうちょうの
まだあるかないかの、ギリギリ白い場所にクレヨンで絵を描いていた。

そんな記憶。

そこからも、ずーっと学校も行かずに絵を描いて
気が付けば私は美術大学に通っていました。


美術大学に進学した事、
それもとても大きな自分の進歩でしたが

それよりも、大学に入って一番に感じた事は


自分は何を良いと思うのか、
どんなものが好きで、どんな事をしたいのか。


なんだか、周りよりも

ほんの少しだけ、明確なんじゃないか?


そう、思ったのです。
これは私の仮説ですが。


学校に行かない選択をした私の目には
足し算引き算の問題が書かれた黒板ではなく

移りゆく景色の中で
(例えそれがNHKでもゲームでもなんでも良くて)


何を良しとし、何に価値を感じるのか、

人よりもほんの少し考える時間が長かったのではないか。


だからこそ、自分の将来において
迷うことがほんの少しだけ周りよりも少なかったのではないか。

そう思うのです。


これは学校教育を悪としたいわけでも、
不登校児を美談にしたい訳でもなくて、


ただ、何もしていないように見えても
将来きっとその子の価値観や意思決定に価値のあるものだから

だから、焦らなくても大丈夫なんですよ。

そう、私は親御様方に伝えたいのです。
少しでも多く、不登校児を持つ親御様の不安を減らしたい。

あなた達がただ笑ってくれるだけで、
私達子供は、しあわせを感じる事ができるから。


だけど、私はこの溢れんばかりの想いを
伝える事が出来ないのです。


もっと、この話だけではなく、
もっともっと、沢山私は親御様に伝えたい事がある。

不登校児だった、当事者だったからこそ、
不登校児本人の気持ちも、

そして不登校を克服し、成長し独り立ちした今だからこそ
不登校児を持つ親の気持ちも、

どちらも痛いほど分かるから。


紐解きたい、

でも、出来る場所がない。


だからこそ先程述べた通り、私は
今大阪府で不登校児のケアをしている施設のアルバイトを探しています。

そうしてアルバイトをしながら、身近で触れ合い
より深く抱えているものを見て、


そして、不登校児の親御さん向けイベントに登壇したいです。


前に立って、この溢れそうな想いを伝えたい。


当時、私がおかあさんに伝えたかった事。


もう過去の事で、伝える事が出来ない想いを
今の私だから伝えられる想いを、今を生きる親御さんに伝えたい。

大丈夫だよ。
不甲斐ないって、ごめんねって思わないで。

私達は、大好きな貴方の笑顔が見たいだけなんだよって。


もし、このnoteを不登校児ケアのイベント主催者様や
施設管理者様が見ていたら
良ければ私とお話させて頂けないでしょうか。

私の想いを伝える場所を、お貸し頂けないでしょうか。

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