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モノづくりとスポーツ要素の入った教育プログラム「武器ビルドバトル」とは?

「武器ビルドバトル」とは?

「武器ビルドバトル」のよさ

武器ビルドバトルを継続していった先に

11月3日㈷にイベントやるよ〜


ゲームで学ぶフリースクールを運営しているシン・スクールは9月の三連休に宿泊プログラムを実施しました。私はそのプログラムの1つとして、武器ビルドバトルの企画と運営を担当させていただきました。

まず、

武器ビルドバトルとは


自分のスキなゲームやオリジナルの武器を新聞紙とガムテープで作って戦う遊びで、昔のチャンバラ遊びのようなものです。

いつか新聞紙を丸めて武器を作って戦う遊びをしたいと思っていたので、それ企画してやっちゃおう!という経緯で実現しました。

それでは、武器ビルドバトルの当日の様子をお伝えします。

見本として作った武器
(左からハンマー、片手剣、両手剣、こん棒)

当日、見本として剣やこん棒、ハンマーなどの武器を見るやいなや、子どもたちは次々に自分の作りたい武器を作り始めました。

みなさん、親子で参加されているので、「あーでもない、こーでもない」と一緒に案を出し合いながら作っていました。

そして、ある程度作り終えると、いよいよ戦い始める子どもたちが出てきました。

途中からシン・スクールのヨッシー塾長や主催者のユッケ先生はボスキャラとして参戦し、子どもたちにやられっぱなしでした。

ボスキャラを本気で追いかける子どもたち

子どもたちからは「武器ビルドバトル楽しかった。」と言ってもらえました。

作るのも戦うのも楽しかったのだそう。


プログラムが終了した後も、2日目や3日目も、子どもたちが自主的に集まって武器を作ったり戦ったりする姿が見られました。「武器ビルドバトル」を強制されてやったのではなく、子どもたちは心から楽しんでいたんだと思います。

そして、保護者からは

「武器ビルドは最高の企画でした!!」

なんて言ってくださる方もいらっしゃいました。

どうやって面白くするか!?を考えて企画していたのでそんな感想をもらえるのはとても嬉しいです。

ちなみに、「武器ビルドバトル」の企画はゲームで学ぶ教育を実践している、シン・スクールのヨッシー塾長にも協力してもらいながらここまで面白くすることができました。ヨッシーさん、ありがとうございました。

さて、そんなに喜んでもらえた「武器ビルドバトル」のよさとは?と問を立て、改めて整理してみました。

武器ビルドバトルのよさ

・大人も子どもも楽しめる→大人にとっては、新聞紙を丸めて叩き合うのはチャンバラとして経験済みの方も多いと思います。今の子どもたちはオンラインゲームでの戦いを先に経験しているので、リアルの場で戦ったことはほとんどありません。だから、大人は楽しかったときの経験を思い出しながら、子どもはオンラインゲームのときに楽しかった経験を思い出しながら、一緒に作って遊べるのだと思います。

・作る要素と運動する要素がある→モノづくりだけではじっとしていて身体を動かしたくなるし、ずっと動いていると頭を使いたくなるのが人間の自然な欲求だと思います。そして、作ったら試したくなります。

・作った武器で戦うのが楽しいから、無理なく体力をつけることができる→結果的に体力アップになっていたり自分の身体の使い方を学んだりしています。

・自分の力加減を知る経験になる→ケンカをしたときに力加減がわからない子どもたちもいます。その子たちにとっては、どのくらいの力で叩くと相手が痛いと感じるのかを知るきっかけにもなり、高学年でもムカついて手や足がでてしまう子もいるのでどこからやってはいけないことになるのかを理解するきっかけになります。

・試行錯誤する力がついていく→強い武器を作りたかったり、かっこよくしたかったりする「動機」が先にあるから頭をフル回転させて武器を作ります。動機が先にあると、結果的に試行錯誤する力がついていきますよね。

さらに、今後も「武器ビルドバトル」を継続していった先に子どもたちにとってプラスになりそうなこととして以下のようなことも考えています。

武器ビルドバトルで戦いを何度も繰り返しているうちに、子どもは、相手と同じように強い武器なら勝てるわけではないことにも気づき、自分の長所は何かを考えて、その長所を活かすような武器を作れば相手に勝てるのではないかと考え始めます。

つまり、自分の長所についても考える機会になるのではないかと思うのです。

武器ビルドバトルをしているときは身体に限定して自分の長所を考えるだけですが、これは自分自身について気づくきっかけとして、まず、考えやすいと思います。

小学校へ入学すると、まずは自己紹介をするために自分の長所について考える事が多くあります。その際、小学校低学年生は目に見えるものから考えやすく、中学年や高学年になるにつれて次第に見えない内面的なことに目を向けられるようになっていくようになります。だから、「武器ビルドバトル」は自分を知るきっかけとしてもありな企画なんじゃないかなー?と。

私が一番嬉しかったことは、子どもたちが黙々と武器を作り、歓喜の声をあげながら本気で遊ぶ姿を見られたことです。

というわけで、

次も、「武器ビルドバトル」を開催します!

しかも次回は

「ゲームのようにスポーツしよう!」のイベント


を主催で開催!
作って戦う「武器ビルドバトル」にクリエイティブな要素を多めに追加しました!

11月3日の祝日に行う「モノづくり×スポーツ」イベント

11月3日の祝日に、
西国分寺駅から徒歩5分の公園に集まって
武器を新聞紙で作って戦ったり
フリスビーも作って遠距離攻撃したり、
ダンボールでなりきりたいキャラにもなれちゃう!

このイベントについて
もっと知りたい!参加してみたい!という方は↓
(イベントの詳細がわかります。)

お問い合わせは↓
yukke4267@gmail.com


シン・スクールに興味があれば↓


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