どうすれば失敗しないかではなく、どうすれば面白くなるかを考える。
感情に波があるのは嫌だと思ってきた。
なぜなら、父がそうだったから。
父は気分がよいときはいろいろいいよと言ってくれるのだけれど、そうではないときにはイライラしていて、だめだと言ったり噛みついてきたりした。あ、噛みつくというのは比喩ですよ。
私はそういうふうに、気分にムラのある対応をされるのが嫌だった。
自分が怒る気持ちになるそのきっかけは他の人が言った言葉かもしれないけれど、でも、それに反応して怒るかどうかはその人次第であるし、その怒りを治めるのもまた、本人である。それ