習慣性の法則
習慣は恐ろしいもの
最近は、投稿頻度がまちまちだけど。
半年〜1年前は、2日に1記事のペースで更新していた。
友達にそのことを言うと、「よくそんなに書くことを思いつくね」と驚かれた。
その時、僕はニヤリと嬉しい顔をするのではなく、きょとんとしたリアクションをしていた。
というのも書くことが習慣化しており、定期的に書き続けるのは苦じゃなかったから。
一つひとつの記事のクオリティはさておき、500字から1000字ほどの記事であれば、何なく生成できるようになっていた。
逆に書かない日が続くと、気持ち悪くなっていた。
習慣とは恐ろしいものだ。
もうひとつ。
僕の悪癖として、つい食べ過ぎてしまうことがある。
やけ食いとまではいかないけど、間食の量が多くなりがち。
あとでよく後悔しているので、これは良くない習慣だと自覚しているのだろう。今はまだ若くて代謝が良いから太らないけど、年齢を重ねると危険だ。
いつからこの習慣が身についたのか、わからない。だけど、なかなかきっぱりとやめれない。
習慣とは恐ろしいものだ。
慣性の法則
これは、あれだな。
慣性の法則だ。
慣性の法則とは、Wikipediaさんから引用すると
と定義されている。
実はこれ、前回の記事で説明した運動方程式から導ける法則でして、
外から加える力$${F}$$を0にするとあら不思議、物体の加速度$${a}$$も0になるではありませんか。
(物理学ではこうやって基本法則を元にして、新たな法則を導くことが多いんですね。厳密と言えば聞こえはいいけど、それゆえ論理ガチガチなのが避けられるポイント。)
それは置いておいて、
加速度がゼロであるというのは、どういうことかといいますと。
速度が変わらない。
加速しないので、当たり前のことですが。
物体が静止していれば、その物体はずっと速度ゼロだし、
物体が運動していた場合は、同じ速度でずっーと運動するのです。(等速直線運動の意味)
前者の例としては、テーブルクロス引き。
テーブルクロスを素早くサッと引くと、上に乗っていた食器は静止しようとするので、あの芸当ができるのです。
慣性の法則が働かない世界だと、悲惨な音を立てて食器は割れてしまいます。
ありがとう慣性の法則。
また、後者の例については、車や電車などに乗っている時に感じられます。
自分が乗り物に乗って一緒に動いている時に急ブレーキをかけられると、体が前のめりになります。
だからシートベルトをしていないと、超危険なんですね。
憎いぞ慣性の法則。そしてありがとうシートベルト。
他にも至る所で慣性の法則の例は見つかると思いますが、この辺りで簡単な説明は終えようと思います。
新しい習慣を始めるのと、古い習慣をやめるのが難しい理由
新しい習慣を始めようとする時、それは静止していた物体に力を加えて動かそうとするのと似ている。
新しい習慣という名の物体は、努力という名の力を加えない限り、動いてくれません。
人間は何かにつけて楽しようとする生き物だから、できれば努力を避けたがる。もちろん自分もそう。
しかも、始めた方がいいと自分で分かっている習慣ほど、習慣化しにくい。
一方、古い習慣をやめるのは、動いている物体を止めようとするのと似ている。
摩擦力や抵抗力みたいなものに相当する意志力を持って止めないと、その習慣はずーっと続いていく。
またこれも厄介なことに、悪い習慣ほどやめるのが難しい。
理想の習慣を身に付けたいものだが、人間の行動もやはり物理法則には逆らえないらしい。
この記事を書いている間に、また間食をしていたのであった。
今回の記事をもって、ニュートンの3法則編は終了しました。
ニュートンの3法則は、
慣性の法則(第1法則)
運動の法則(第2法則)
作用・反作用の法則(第3法則)
です。
以前に、「運動の法則」と「作用・反作用の法則」についてのふざけた記事を書いてます。
ありがとうニュートン、おかげで記事のネタができました。
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