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会話が苦手だから書きたくなる
ゴールデンウィークの5/2 〜5/4の3日間、友達5人で旅行に行ってきました。旅行の内容は詳しく書きませんが、この旅行で自分が会話が苦手(特に3人以上)だということを改めて実感したので、そのことについて書こうと思います。
会話中にいろいろ気にしすぎてしまう
僕は昔からそうだったかは覚えていないけど、会話中にいろいろ気にしすぎてしまう悪癖があります。最近はよりその傾向が強くなってるかもしれません。
「こんなことを言ったらどう思われるだろう」とか「自分の見た目が変じゃないかな」とか「もしかしてさっきの一言は僕を批判してた?」とか、僕はいろんなことを会話中に気にしてしまいます。
そして周りの表情や感情もなんとなく感じ取ってしまいます。HSPの特徴かもしれませんが、相手が機嫌を悪くしていると、すごい自分のせいだと思ってしまいます。
「いろいろと周りのことに気づけることの方がいいじゃん」って思う人もいるかもしれませんが、いろいろ気になるということは会話をぎこちなくさせてしまうのです。
何かを気にしながら会話に集中するというのはとても難しいことです。注意力が分散されるからです。雑談をしながら勉強しても、内容が頭に入ってこないのと同じように。
僕の場合は特にいろんなことを気にしだすと、声が小さくなって早口になってしまいます。聞こえやすいように話すことに意識が向かなくなるからです。
すると
いろんなことを気にしながら会話をする→話すことに意識を向けにくくなり、だんだんと聞き取りとりづらい話し方になる→聞き取りにくいので相手の表情が曇ってくる→相手の表情がよくないことが気になって、ハキハキと話せなくなる→さらに相手の表情が険悪になる
という負のループに陥ってしまいます。
こういうことがよく起こるので僕は雑談に対してすごく苦手意識を持っています。今回の旅行も終盤になるにつれてその傾向がより顕著にあらわれて、何気ない会話をするのがとてもしんどかったです。
いろんな冗談やフリが自分に飛んできてもすぐにおもしろい返しができなくて、周りがつまらなさそうにしているのをひしひしと感じてとても心苦しかったです。
「周りの人はなんであんな上手く雑談できるのに、自分はできないんだろう」っていう疑問は何回も思い浮かんだことがあります。「自分がもっとおもしろい返しができれば、場の空気をしらけさせずに済んだのに。」とか。
でも気になることは気になってしまいます。敏感な人に「もっと鈍感になれ」と言ったところで鈍感になることはできません。自分が望んでなくても勝手にたくさんの刺激を受け取ってしまいます。
また、今回の旅行のように長時間1人の時間もなく人とずっといると、あとですごい疲労感が出てきます。この記事は旅行が終わった翌日に書いているのですが、自分が思っているよりもかなり疲れていて、しっかり寝ても朝起きたときの倦怠感はすごかったです。
こういう1人の時間がなくてすぐに気疲れしてしまう日を送ったときに、よく「こんな自分で上手く社会生活を送れるのだろうか。」と思うことがあります。
周りの人と比べて自分が不器用なこともわかっています。友達にも変わっているとか、変だって言われることもよくあります。たくさんの情報を受け取りすぎると脳のキャパを超えて、変な行動をとってしまうことが日常でよくあるからです。
でも、たくさんの刺激を受け取るから何かを表現したいと思うのかもしれないです。刺激に敏感だといろんなことが気になって会話をすることが大変だけど、そのぶん感じとることも多くなるから表現したいことが自然と出てくる気がします。
書くことならじっくり考えられる
書くことなら自分のペースでじっくり考えられるので、しっかりと自分の考えや気持ちを表現することができます。敏感な気質も表現する上で、細かいところに注意を向けられることができるので長所になると思います。
また、敏感だといろんな情報を受け取ってしまうので、それが混ぜ合わさって独創的な発想につながるそうです。事実、これまでの芸術家の人にも繊細な人は多かったみたいです。
自分がHSPだからといってよい表現者になれるとは限らないけど、この敏感な気質を上手く活かせられるようにこれからも自分の考えを表現することを続けていこうと思います。
何かを表現したくて絵を描いたりしていた時期もあったけど、今は書くことが自分にとって楽しく続けられる表現の仕方だとわかったので、他の人の作品を参考にしながら自分の腕を磨いていきたいです。
これからの人生で会話がうまくできなくて何度も悔しい思いをすると思うけど、その悔しさを書くためのエネルギーに昇華させたいです。
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