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ペリー来航で成長

自分の人生を振り返ってみると、たくさんの逆境があった。

「あぁ、自分の人生終わったな」と感じるような、大ピンチもあった。

今はまだ、その時のことについて書けないけど、そんな苦しい状況にたたされたことはある。

不幸自慢したいわけじゃないけど、その当時は本当に辛かった。この状況を、はたして自分は乗り越えられるのかと、不安で押しつぶされそうだった。

だけど、後から振り返ってみると、その時に一番大きく成長していたと思う。大きく変わるしかなかったから。

僕はこの経験を経て、逆境の大切さを学んだ。

逆境は劇薬だけど、効能は凄まじい。



一方で、すごく安定している時期もあった。

大きな失敗はなく、快適な生活を送れていた時期だ。

不安や心配に押しつぶされることはなく、言っちゃえば、ぬくぬくと生きれていた。

だけど、この時期には大きな変化もなかった。大きな挫折もなかったけど、同時に大きな成長もなかった。

困難に直面しなければ、変わる必要もないからだ。「うまくいってるなら、別にこのままでいいじゃん」と思っていた。




話が変わるけど、僕は歴史も好きなので、歴史小説を一時期よく読んでいた。特に司馬遼太郎が好きすぎた。

好きな時代は、戦国時代や幕末。「結局その時代かよ」と言われるかもしれないけど、やっぱり面白い。

司馬遼太郎の「燃えよ剣」や「関ヶ原」は一気に読んでしまった。

なんで戦国時代と幕末が好きなのか、自分の中で考えてみた。


それは、動乱期だからだ。

明日の自分の命がどうなるか分からない時代の中で、精一杯生き抜いた人物が出てくるからだ。坂本龍馬とか。

そして、この動乱期に日本は大きく発展する。

ペリー来航から日本の明治維新が始まるのを、ご存知の方も多いと思う。




このことを、人生にも当てはめて考えている。

私たちはできれば、困難に直面したくない。

200年も続いた、安泰な江戸時代みたいな生活を望む。

だけど、いつかはペリー来航のように、大きな逆境が訪れる

その時に、ズタズタにされるだろう。

だけど、その後に大きな変化が始まる。


そう考えれば、逆境も少しは怖くなりなりそうだ。

もちろん、安定期も必要だけどね。ずっと動乱期だったら、心が持ちません!




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