全然、余裕がなかった文章
数日前に就活が終わり、少し心に余裕が出てきた状態で、この文章を書いている。今の心境は、嵐が過ぎ去った後の静けさのようだ。
振り返れば、2月から3月は精神的な余裕が、本当になくなっていた。この時期に書いた記事を改めて読み返してみると、精神状態が不安定だった当時の自分が蘇る。
将来に対する不安が、ずっと付きまとっていて、非常に辛い期間だった。
就活と研究の板挟みにあって、ネガティブな感情に飲み込まれそうだった。自分の文章に余裕がなくなっていくことにも、書きながら気づいていた。
ネガティブな気持ちに、汚染されていく自分の文章。
この状態なら書かない方がいいと思いながらも、書いてしまっている自分。
それらがまた、自分の心を苦しめていた。
読者を救う文章どころか、読者から心配されそうな文章を書いたことも、たくさんあったと思う。
人に読んでもらうからには、何かしらの良い影響を与えたい。
そこはずっと大事にしたいと思っていたのに、そんなことを考える余裕もなくなった。
物理や数学を日常に当てはめた記事を書きたかったのに、余裕がなくなり、ただの日記のような文章。
もっと推敲を重ねるべきなのに、書きなぐなったまま投稿した記事。
あの頃の自分は、自分のことだけで精一杯だった。
就活で苦しんでいたこの時期に書いた自分の文章は、正直好きになれない。
自己中な文章に思えるから。
だけど、書いていてよかったとは、思っている。
だって、あの頃の自分にしか、書けない文章だったから。
今から書こうとしても、あの頃の生々しい感情を持って書けないだろう。
今は、就活が終わったとはいえ研究があるので、自由奔放な生活を送っているわけではない。勉強するべきことも、いっぱいある。指導教員からも、色々と課題を出される。
だけど、精神的な余裕はある。
これからは、もっと推敲をして、読者のためになる文章になるように、より質を高めていきたい。
僕の文章に余裕がなくなってきていると感じたら、研究が進まなくて、卒業できるか焦っている証拠です。
理論物理、難しいよぉ。
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