尊敬している人たち
記事のリクエストを募集してみたところ、何個かご要望があった。
こんなヘボヘボ理系院生にリクエストを送っていただき、誠にありがとうございます。
今日はそのひとつについて、応えようと思います。
「好きな芸術家は誰ですか?」という質問をいただいた。ミュージュシャンでも、漫画家でもよいとのこと。
どこまでを芸術家として含めていいのか分からないけど、「何か作品を生み出す人」という広義の意味で考えたいと思う。
記事を作るうえで、必ず誰かの影響を受けているはず。
なので、いまから紹介する人たちの考え方やスタンスを、たぶん知らず知らずのうちに真似してると思う。
では、思いつくかぎり紹介していこう。本当はnoteの方も紹介したいが、今回はnoteの方以外にしぼった。
1.ミュージュシャン編
・BUMP OF CHICKEN
これまでの記事でBUMP好きであることは公言しているので、昔から僕の記事を読んでいる方はすでにご存知だと思う。
僕が高校生の時に初めてBUMPを知り、そこから今までずっと聴いている。
好きであることの理由を語るのは難しい。なぜなら、好きだから好きとしか言いようがないから。これぞ小泉構文。
それだと記事にならないので、好きな理由についてちゃんと考えると、
歌詞、声、変化し続けるところ
に惹かれているのかな、と思う。音楽のことは全然よく分からないから、何も語れない。
いろんな解釈ができて、聴けば聴くほど深みが増す歌詞。
昔のような荒削りな声と、今のような優しい歌い方。
ボーカロイドやEDMを取り入れたりといった、現状に満足せずにどんどん変化していく姿勢。
苦しい時期も、BUMPの曲に何度も助けられました。ライブにも行ったけど、最高だったなー。
これからもよろしくお願いします、BUMPさん。
2.漫画家編
・原泰久
実は、僕はあまり漫画を読まない。子どもの頃はたくさん読んでいたが、最近は漫画よりエッセイや小説の方をよく読む。
だけど、それでもハマっている漫画がひとつだけある。
その漫画とは、キングダム。
アメトークの「キングダム芸人」を見て、それっきりどハマりした。
昔から戦国時代や三国志などの戦略の掛け合いを見るのが好きで、司馬遼太郎の小説をよく読んでいた。
キングダムも似たような系統で、それの漫画版。キングダムは、中国の春秋戦国時代が舞台。
経営者の界隈で読んでいる人が多いそうだが、僕は単純に歴史の読み物として読んでいる。起業したいという気持ちはない。
作者は原泰久という方で、システムエンジニアとして3年間働いたのち、漫画家になったそうだ。
会社員時代の経験が、作品にも影響を与えているらしい。
情熱大陸の密着取材で、ストイックに作品に打ち込む様子が映されていて、その姿に心を打たれた。
僕も見習って、自分が作る記事に真摯に向き合いたい。
3.作家編
・星野源
一番最初に、エッセイの面白さを教えてくれた人。
ミュージュシャンとしてのイメージがあったので、「へー、この人エッセイも書いてるんだ」という驚きとともに、星野源の『そして生活は続く』という本を手に取った。
昔の自分は「エッセイなんて自分語りでしょ、それの何が面白いの」という、今考えれば超痛い思考を持っていた。だから、エッセイはつまらないものという印象があった。
そのしょうもない偏見を、星野源はぶち壊してくれた。
もうね。絶妙なのよ。
芸能人だけど全く着飾ってないし、ありのままを包み隠さずさらけ出していて、ユーモア全開。
なんてことない生活の中にも面白さを見つけ出し、それを読者が読んでて楽しめる文章に昇華させる才能が、本当に傑出してる。下ネタも多いけど、笑えるから下品さがない。やはりユーモアは最強だ。
ミュージシャンとして歌詞も書いているからなのか、情景描写もとても上手い。頭に情景が浮かび、文章がスッと入ってくる。
星野源のことを書いていたら、またエッセイを読みたくなってきた。
以上、芸術家として尊敬している3人を紹介しました。
本当は他にもいるのですが、3人にしぼらせていただきました。
noteの方も紹介したいが、それはそれで、「自分なんかが書いたらおこがましいよな」と思っております。
どうしようかな。
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