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教える側は、10倍理解していなければならない

タイトルの言葉。これは指導教員の方が、言われていたことです。

物理学者として、学生に教える立場を何十年もこなしてきたから、説得力があります。


僕も大学院まで進むと、自分の研究について話す機会が、増えてきました。

勉強したことを他人に教える時に、自分がいかにちゃんと理解していなかったのかを、痛感します。

そして、そのときによく、タイトルにある指導教員の言葉を思い出します。

「人に教えられるようになるには、10倍理解しておかなければならいないんだ」って。


だからこそ、他人と議論したり、勉強したことを教え合ったりするのが、大切なんですね。

自分が理解していなかったことが分かるし、知識も定着しやすいです。

一人でじっくり考える時間も大切ですが、人と議論する時間も多く取ることを、意識したいですね。

特に僕の研究室は、人がほとんど来ず、一人で勉強することが多くなってしまうので。


また、人に教えるつもりで勉強するだけでも、記憶に残りやすいそうです。

どうしても人と教え合ったりする機会が取れない場合は、この方法が有効です。


これからも、ゼミや研究発表会で質問されて答えられず、恥ずかしい思いをすることもあると思います。

でも、その経験が深い理解につながるので、失敗を恐れず、積極的に議論をしていきたいです。

自分の決意表明みたいな記事になってしまいましたが、この辺で終わります。では。

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