あなただけに歌える唄がある　僕だけに聞こえる唄がある

タイトルにある言葉は、ある曲の歌詞の一部分なんです。

それはBUMP OF CHICKENの「花の名」。

みなさんにとってはどうでもいいことかもしれませんが、僕はBUMP OF CHICKENが一番好きなアーティストです。

他のアーティストも好きになることはあるけど、やっぱり最後に帰ってくるのはBUMP OF CHICKEN（以下バンプと省略させていただきます）。

そんな大好きなバンプですが、実はこの「花の名」という曲は今までそんなに好きではなかった。

「ALWAYS続・三丁目の夕日」の主題歌に使われていた曲で、バンプのライブDVDを観ているときに聴くぐらいの曲だったんです。

そこまでハマってなかった曲だったんだけど、昨日お風呂に入っていたときに「花の名」の歌詞が急に頭に思い浮かんだ。

そしてお風呂から上がってすぐに、YouTubeで「花の名」を聴いた。

そしたら大号泣。

なんでこんないい歌だったことに今まで気づかなかったんだろ。

涙腺が崩壊したのは、次のラスサビへといくところ。

あなたが花なら　沢山のそれらと
変わりないのかも知れない
そこからひとつを　選んだ
僕だけに　あなただけに

いつか　涙や笑顔を　忘れた時だけ
思い出して下さい
迷わずひとつを　選んだ
あなただけに　歌える唄がある
僕だけに　聴こえる唄がある

これまで何回か聴いたことがある曲なのに、今聴いてみるとこんなに違って聴こえるのは、自分に変化があったからだと思う。

たぶんその変化は、noteやSNSを始めたこと。

自分の思いを誰かに届けたくて、noteとSNSを始めた。

でも始めてみて思った。

ほとんどの人は自分の思いに興味なんてない。

そりゃそうだ。

赤の他人の話なんて、普通聞こうとは思わない。

街中を歩いていて誰か知らない人が何か必死に話していても、そのまま通り過ぎていくのと同じように。

だけれど。

耳を傾けてくれる人もいた。

たくさんの花の中で。

選び取ってくれた人がいた。

むしろ周りの花よりも、みすぼらしかったかもしれない。

何も特別なものを持ち合わせていないけど。

こんな僕を選んでくれたあなただけに、届く言葉があった。

他の人には聴こえていないけど。

あなただけに聴こえる唄。

僕だけに歌える唄があった。

そして、あなただけに歌える唄があって。

僕だけに聴こえる唄がある。

唄のように、文章が心に入ってくる。

ありがとう。出会えてよかった。