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【予習記事】コンピューターサイエンス単元|今後なくなる仕事と新しく生まれる仕事?

少し遅くなってしまいましたが、LAP9期コンピューターサイエンス単元の予習です。今月はAIに関してのテーマで、「今後なくなる仕事と新しく生まれる仕事」という問いの捉えどころのなさが難しかったです。


今回の課題

課題図書

孫泰蔵著「冒険の書-AI時代のアンラーニング-

課題

①ChatGPTを使ってみる。
②「どのような仕事を奪い、どのような仕事を新しく創出するのか?」という課題に対してチームでまとめる。


ChatGPTを使ってみる

私の活用法

基本的にこんな感じで使ってます。

①文章作成アシスタント
:アイデア出し・ブレスト、構成のアドバイス、要約、添削
行き詰ったとき、違う観点を教えてくれる。
大学のレポートなど正確性が求められる部分はAIに任せない方がいい場面もある一方で、クリエイティブな文章を作る場面ではかなり役立つ気がする。

②リサーチ
:Googleのような検索、用語や体系的な概念の詳しい解説などのリサーチ
多角的に説明してくれるので、そこから出た1つのトピックについて深堀りしたり、関連性を探したりできるので、重宝している。

③その他事務作業
:表の作成、イメージ画像生成、タイムテーブル作成など

④なんでも相談
心理学やフレームワークに強いので、目標設定や問題の分析、カウンセリング的な使い方をしたいときに使う。

⑤翻訳
特に、文化的な知識が必要な使い方などについての解説が分かりやすい。

【特に役に立った場面】
・ポスターを作らないといけないとき、自分の技術では全くできないグラフィックデザインを、文字からの画像生成で作れた
・大学のプログラムの申し込みをキャンセルしたときに、反省文を課された。メンタルダウンして書くのが大変だったので、本当に助かった。
・ゼミで何回か席替えしたかったので、ChatGPTにランダムな複数の小グループの編成を出力させて提案した

画像生成してみた

折角なので、画像生成してみました。
LAPっぽい感じをイメージして作ってみました。


今回のコンピューターサイエンス単元をイメージ


チームで意見交換してみて

どのような仕事を奪い、つくるか分からなかったので、とりあえず意見交換してみた。次のような点が挙がった。

  • ChatGPTもGoogle検索の延長としての使い方と、文章作成など何かを生み出す用途での使い方がある

  • AIは他の道具(身体の拡張)と何が違うのか?

    • 人間にとって重要な脳の拡張だからややこしいのかも

    • 強いAIと弱いAIかによって変わる?

  • AIに責任を求めるかどうか

    • AIに怒ってしまうのは、道具ではなく一部は人間だとみなしているから?

    • AIに責任転嫁する社会は不寛容かも

  • 狭い分野で高い専門性を持った人と、スキルは広く浅いジェネラリスト、どちらが有利・不利?


どのような仕事を奪い、新しく創出するのか?


この問いについて考えていくと、
AIと人間の、能力や性格、権利を分離した上で、どう次の社会を再構成したいか」という議論に行きつくような気がした。

AIと人間の違い、さらには人間の条件を考えさせる問いを前にしてしまうと、正直この問いに関して、何も分からなくなった。

ChatGPTのようにシステマチックに問いを分解して、スマートに答えを導きたいような気がしていたが、皮肉にもできなかった。

「AI」という、新しく大きな波に飲み込まれるようで、よくわからない、得体の知れないものへの不信感を抱いた。

そのせいで、まともに問いについて考えることができなかった。予習の段階では、講義までに間に合わなかったが、復習でその謎の不信感に向き合ってみることにした。

後から、メディア論に切り口があるように感じた。

その他、気になったこと

AIと友達になれるのか

【実験】友達AIを作成
名前やアバター、趣味、性格などを設定してDahliaを作成。
チャットしてみた。

結果、途中からAIのような提案をされて冷めてしまった。
とはいえ、私はいつかAIと友達になりたいと思う。

【参考】

【派生】AIにアイデンティティ、キャラクターはある? 例)ドラえもん

AIのエネルギー消費量が多すぎる問題

【参考】

AIによって製品がどこまでユーザーに個別最適化されるのか

AIはユーザーの好みや行動パターンを学習・分析できるので、ユーザーに合わせた個別の製品の提供や、機能を自動で最適化することが可能になる。
マスカスタマイゼーションを切り詰めると、コストの問題に直面する。
AIで際限なく個別最適化を目指せるのであれば、電力量も含めAIの運用コストであったり、プライバシー・個人情報、セキュリティの問題であったり、モラルハザードが起きる可能性がある。これを踏まえて、どこまで製品や(AIも含め)サービスが個別最適化されるのかに興味がある。

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