「腹を割ったら血が出るだけさ」住野よる
4/5 その150
小説の世界を生きる女子高校生。
登場人物にそっくりな人に出会い友達となる。
女子高校生の好きな小説もなかなか曖昧な、様々な解釈にあるようなもののようだ。
それでも、偶然の一致に驚く様子、登場人物と同じ男性に惹かれるところは良くわかる。
その男性がアイドルが好きで特定のアイドルを応援している。
別にいいけど、アイドルの話になるところでなんかつまらなくなってきた。
おかしい話でも、退屈な話でもない。
そこをこらえて進む。
最後の女子高校生の行動は、行き着く先の必然とまではいかないけど、そうもなるのだろう。
普通なら3.5ってところだけど、最後の作家の話が良かった。
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