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「豪球復活」河合莞爾

4.5/5         その488

久しぶりに面白い野球小説に出会った。
肘の手術を受け、イップスにもなり、さらに記憶喪失状態で発見された天才投手。
再起に奔走し、協力する旧知のブルペン捕手。
困難な中に様々な謎が絡む。
投手としての復活。
そして、その他の問題。
ミステリー要素も加わる、最後まで面白い。
野球小説はどうも不自然な動きやあり得ない状況が気になって、読み進むうちに冷めるが今回はそれほど気にならなかった。
ただ、苦言を言うとすれば、主人公の名前が矢神大。なんども失神に読めちゃう。野球に話なのでまれに阪神にもなる。神矢じゃダメなのかな。
でも、面白い。

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