振れ幅は出来るだけ小さく

新しい年度がやってきた。新生活、新しい人間関係、新しいクラス。
新しいものが始まる時期には、いろいろな情報が耳に入ってくる。

「○○ちゃんは、英語を習い始めた」
「〇〇くんは、サッカーするんだって」
そういう話題が1年で最も多い季節である。

さまざまな情報が巷に溢れるなかで、うらやましいなと感じる情報があると、その情報に踊らされて、つられて動いてしまう。

クラスのほとんどの子どもが、習い事をしている、なんてことを知ってしまうと、自分の子どもにも何かさせた方がいいのかな、なんて悩みだしてしまったりする。

自分の判断軸がないと、自分は、本当は何がしたいのか、子どもにどうあってほしいのか、という考えがどんどんとブレていってしまう。
逆に自分の軸がしっかりとしていれば、周りの話しに影響されずに、冷静に判断ができる。

判断の軸が自分でもよくわからないならば、気に入った育児書を1冊選んで、バイブルのようにもっておくのがいいと思う。
何かに壁にぶつかったり悩み事が出来た時には、読み返す。
読んだ時だけは、気分一新できるのに、すぐ忘れてしまう。
最初はそれでもいい。バイブルとして持っておけば、またそこに戻ることができる。それを繰り返しているとやがて、判断軸がはっきりとしてきて、自分の軸がブレずにはっきりとしてくる。
育児書でなくても、信頼して相談できる保育園の先生、育児サークル、オンラインサロンなんかでもいいと思う。そういうコミュニティやよりどころを持っておくことが大事だと思う。

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