今日の仕事と明日の会社
こんにちは、しがサラです。
今日は、業務効率化について解説していきます。
企業においては、日々の業務が少なくて暇な人は割合少ないです。
多くの方が日々忙殺され、業務に追われています
なかなか減らない負担、増えない人材、うまく機能していない管理職。
このような問題のある中で、日々の業務に対応しています。
おそらく、業務効率化についてはどの会社でも取り組みが実施されており、特命のプロジェクトを立ち上げたりするケースもあります。
では、業務効率化はどのように実現すべきなのでしょうか。
重要なポイントとしては、本日のタイトルにありますように「今日の仕事と明日の会社」という視点です。
今日の仕事と明日の会社
まず、今目の前にある業務の話です。
誰もが何かしらの業務を抱えています。
日中はそれをこなすのに精一杯です。
ほとんどの場合は、これに忙殺されて終わってしまいます。
それは実務を遂行する立場の方としては、とても健全であり、何ら悪いことでもありません。
サボる人も一定数いますから。
しかし、ここで考えるべきポイントは
今の仕事に対して「明日(将来)の会社」について考えることです。
これを考えるだけで業務効率化に繋がります。
人事分野において具体例を挙げると、新卒採用の業務を担当していたとします。
毎年採用計画が〇〇名と決められている中で、
・母集団形成
・ブランディング
・ターゲッティング
・学生フォロー
これらのタスクをスケジュールをもってこなしていきます。
これらは1名採用するのも、10名採用するのも負荷は基本的には同じです。
採用担当は、これに忙殺されて終わることが本当に多いです。
しかし、ここで目の前の実務から一旦目線を外してみます。
明日の会社、すなわち、採用計画〇〇名について考えてみることにします。
・そもそも日本の人口推移は?
・事業展開している地域の見通しは?
・会社の方向性はどうあるべき?
・それに向けてどんなタイプの学生を?
・採用した後、どう配置して育成する?
これらの要素を考えます。
そうすると、今取り組んでいるブランディング等の打ち手が余計であったことや、選考フローを簡素化する等、もっと省略できる工程が見えてきます。
これによって業務効率が向上します。
なお、その作業の後に残る業務については、
・誰がやっても同じ結果になるもの
・人によって成果が変わるもの
・システム導入すればやらなくて済むもの
このようにトリアージしていきます。
基本的に、誰がやっても同じ結果になるものについては労力を最低限にすることがポイントです。
自身の付加価値で成果が変わる業務こそ、生産性が高い仕事なので時間を割きます。
優秀なビジネスマンは、実務をこなす一方で俯瞰的にこれらを意識しながら仕事をしています。
逆に言えば、意識さえすれば誰でもできます。
特命プロジェクトを立ち上げたり、外部の研修に参加したりして、業務効率化は定着しません。
この考えを持つ従業員を増やすことが最も重要なことです。
是非、ご参考にしてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?