結局、知名度で会社を決めるってどうなん?
こんにちは、しがサラです。
個人的に、就職活動ってまず知名度からのスタートだと思います。
そこから実際に企業研究や説明会、インターンへと繋がっていく。
一方、【大手病は危険!】という記事もよく見かけます。
じゃあどっちがいいんだ、という話になりますよね。
今日の記事は、「自分のやりたいことをやれる会社へ」なんて綺麗事を言うつもりはありません。
実際に明確にやりたいことを抱いている学生は少ないのが現実です。
私も営業がしたかったというだけで、企業へのこだわりはほとんどありませんでしたから。
というわけで、知名度で会社を決めることについて解説していきます。
1.1メリット 人脈の拡大
就職する際に知名度の高い企業に入社することで、業界内での人脈が劇的に広がります。
将来のキャリアにおいて有益なコネクションを築くことが期待できます。
人脈の拡充は、仕事において新たな機会やプロジェクトへの参加の機会を生み出し、自身のスキル向上や成長につながるでしょう。
私の知人に、不動産業で会社を起こしたい夢を持っている友人がいました。
友人は不動産会社へは就職せずに、地場大手のインフラ企業へ就職し、10年ほど勤めた後に、培った全ての人脈を活かして、退職&起業しました。
賢いし、鮮やかですよね。笑
知名度が高い企業はそんなメリットがあります。
1.2メリット キャリアの加速と安定感
知名度が高い企業での就職は、将来的なキャリアの発展において優位性をもたらします。
有名企業での経験は、次なるキャリアステップにおいて求められやすく、転職の際にも優れた選択肢が得られるでしょう。
また、知名度が高い企業は一般に安定しており、経済的な不安定要因からの影響を受けにくいため、雇用の安定感も高まります。
本人の実力の方が大事!という理屈は私も賛成です。
しかし、転職市場においてはその土台に上がるために肩書きが果たす役割が大きいのも事実です。
1.3メリット 信頼性とスキルの向上
知名度の高い企業で働くことは、他者からの信頼を得やすく、自身のスキルや専門知識の向上に寄与します。
企業のブランドが一定の水準以上であると、その企業での経験は市場価値を高めます。
また、有名企業での経験は、従業員に対して高いスキルや専門知識が求められるため、新しいスキルを身につける機会が豊富にあります。
先ほどの転職市場の話と近いですが、【〇〇の企業で××の仕事をやっていました】という事実は、めちゃくちゃ効果的な名刺となります。
実力は置いといて、破壊力は高いです。
一方で、気を付けるべきデメリットも少しだけご紹介しておきます。
2.1デメリット 能力評価がされにくい
知名度が高い企業では、ブランドの影響で従業員の個々の能力が評価されにくい場合があります。
一部の人は企業の名前だけで評価されがちであり、実際の実績やスキルが埋もれがちです。
これにより、自身の実力を正しく評価してもらいにくく、キャリアの進展において不満や挫折感を感じることがあります。
実際に自分の実力を試したくて転職したが、通用せずに、出戻ってくるパターンも多いです。
2.2デメリット 企業変動による影響
先ほど、経営は安定していると書きましたが、経営が傾いた時のその角度も非常に鋭角です。
普通の中小企業が吹っ飛んでしまうぐらいの赤字を計上してしまいます。
もちろん、賞与にも影響しますし、何より社内の雰囲気が最悪な中でその年を過ごさなければなりません。
また、企業変動というのは会社の方向性が、ガラリと変わることがあります。
・本業を全く違う畑へとシフトチェンジ
・本社や機能を移転
・分社化や売却
・リストラ
これらは、自分への影響値も大きいです。
このあたりのリスクがあることは理解しておいた方が良いでしょう。
以上が客観的に分析した、知名度で会社を選ぶ実態です。
新卒で就職を考えている方、キャリアで転職を考えている方のご参考となれば幸いです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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