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「junaida展」へ行きました

 PLAY! MUSEUMで、10月8日から始まった「junaida展」。

恥ずかしながら、junaidaさんについては、あまりよく知りませんでした。
でも、本屋さんや雑誌などで見かけた時に、すごく気になる絵だなぁ…と。

今回、初めて個展で数多くの原画を拝見して、すぐにjunaidaさんの描く世界に魅了され、すっかり虜となってしまいました!
どの絵にも物語があり、想像の迷宮に入り込んだような、夢心地のひと時となりました。


列車のシリーズ
こんなオバケなら怖くない?


一部拡大して
ようやくわかる細かさ


草陰にひっそり佇んでいそうなお家
色合いが素敵


町のあるお家
誰が住んでる?


本棚のフレーム
見れば見るほど、発見があります



壁一面に、『怪物園』のアニメーションが映されている通路もありました。

影から出てくる怪物たち

ぞろぞろぞろ…
ゆっくり行進する怪物たちと
いっしょに歩く
よく見ると
愛嬌のある怪物たち(笑)


『街どろぼう』の巨人


構図が好きです


今回、私のお気に入りとなった『の』の原画コーナー。


ポケットから、お城

ベッドの上は海

本棚の中の家
お邪魔してみたいなぁ
愛嬌のある動物たちも、いい!
「の」だらけの本(笑)
後ろ姿の小鬼たちが
また可愛い


今回の個展のために描かれた作品、「IMAGINARIUM」。


“タイトルの「IMAGINARIUM」は、
「イマジネーション」の「IMAGINE」と
「プラネタリウム」などの語尾「-ARIUM」を
ミックスしたもの” だそうです


『Michi』に出てくるのは、夢の中のような不思議な街ばかり。

木の下の街
海に浸かった街
ランプの街
『Michi』は、前からも後ろからも
読める絵本
真ん中に向かって、男の子と女の子が
それぞれ道を進んでいく


本棚は、お好きなモチーフの一つ
のようですね

本棚のオブジェもありました


並んでいる本を何気なく見ていた時に、発見。『AKIRA TORIYAMA』と書かれた一冊が。

実は、雑誌の「junaidaさんへ30の質問」というコーナーで、こんな風に仰っていたんです。

ハマった漫画は?
    子どもの頃、鳥山明作品にドハマりしたことがぜんぶ今に繋がってると思います。

子どもの頃、なりたかった職業は?
    漫画家です。

子どもの頃の宝物は?
    月曜日の週刊少年ジャンプ。

『MOE 』2002年8月号


もう、鳥山明さん大好きですよね(笑)
なので、本棚にこの一冊が紛れているのを見て、思わずウフフ…となっちゃったわけです。


子どもの頃に出会ったワクワクやドキドキって、直接的でなくても、何かしらの形で、今の自分を作り上げてる一部になっているもの。
だから、子どもの時に、心の栄養をいっぱい取っておくことって、とても大事じゃないかなぁと思います。
誰にも、いつどの種から芽が出て、どんな風に花開くか、わかりませんから。


そして、私の中でPLAY!の展覧会とセットになっているお楽しみ。
PLAYカフェで、ランチもいただきました。

今回も、junaidaさんの世界観に彩られたメニューがお目見えし、どれも魅力的で悩みましたが、こちらにしました。

目玉だらけの
「ギョロギョロ プレート」
うずらの卵にも目玉(笑)

これぞ、大人の「お子さまランチ」!
ちょっとずつ、いろいろ食べられるのって嬉しいし、楽しい〜。
エビフライがサクサクで、美味しかったです。
同行したシニア世代の母にも、好評でしたよ。


今回の「junaida展」は、約400点もの作品が集まり、見ごたえたっぷり。
この記事を書くにあたっても、紹介したい作品がありすぎて、どれを選ぶか、だいぶ悩みました。

一枚の絵に細かく描きこんでいるものも多く、じっくりゆっくり見ていくと、時間がいくらあっても足りません。
個展は、2023年1月15日までやっているので、余裕があったら、日を開けてもう一回見に行っちゃおうかな…
と、ひそかに考えています。

その時は、またカフェで別のメニューも食べてみちゃおう…
なんて、やっばり美味しいものがセットで付いてくる私です(笑)


      junaidaさんの好きな言葉より

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」     (劇作家、井上ひさしの言葉)

「MOE」2022年8月




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