戦わない護身術
世の中には
良い人もいれば当然ながら
悪い人もいる
画面の向こうにいる悪人から近くにいる悪人までその数は未知数。
もしかすると危険人物はすぐ隣りにいるかもしれない。
ちなみに自分の考える悪い人とは、危害を与えてきたり、一緒にいて心理的ストレスを与えてくる人間のこと。
今回のテーマはそんな危険から自分を守るための護身術について。
多くの人は護身術と聞くと合気道だったり、ボクシング、空手なんかをイメージすると思うが自分の指す護身術はちょっと違う。
自分の護身術は
これら5つの要素を元に構成される
非接触形の思考的護身。
一つづつ解説していくと
1.まず会わない
これが凄く大切なこと。
対峙さえしなければ直接的な実害を与えられることはまず無くなる。
例として凶悪犯が近くにいたとしても、自分がその場所や人物に近づきさえしなければ危害を与えられることはない。
ということで
まずは近づかない!
これを実践するには日常生活から感度を高める必要があるので常に危険が潜んでいる可能性を意識しておく。
そうするだけでも危険に遭う遭遇率はだいぶ下がる。
繰り返しになるが危ない場所と人物には
近づかない・会わないを心がける。
2.相手とぶつからない
これも凄く大事。夫婦喧嘩、親子関係、友達関係、職場の人間関係、クレーマー対応、全て同じ。
お互いが矛を向けると当然ぶつかるし関係は悪化するだけ。
しかし片方が避けたり矛を下げれば衝突は無くなる。ぶつかり合えばお互い怪我する可能性はあるが衝突しなければ怪我のリスクは減るので対処は早ければ早いほど良い。
大事なのはぶつからない。避ける。矛を向けない。この3つ。
基本的に言い合いは聞き合いで収まる。
SNSなんかも同じで、一度ぐらい誰かにコメントで攻撃されることってあると思う。
しかしその時に自分もムキになって矛を向けると衝突するのでぶつからないことが大切。
それでも攻撃が来るようだったら、次の手は防ぐ、いなす、吸収するの3つ。
防ぐとはブロック、ミュート、通報のこと。
いなすは相手の話を聞きつつ距離を徐々に外す。話を一旦聞くだけでも相手は満足することがあるのでこれも技の一つ。
最後の吸収するは『こんな人もいる』なとか『そういう意見もある』なと言った感じで
否定をせず
受け入れてダメージを軽減させるやり方。強いダメージを逃すには水のように考え方を柔軟にすることが大切。
これは少し難しいけど身につけると人生が生きやすくなるのでとてもオススメ。
3.攻撃しない
これは意味的に、少しぶつからないに近いけどちょっと違う。実生活やネット社会において攻撃される人って共通点があると思う。
著名人や一般人がよくSNSで攻撃されていますが、炎上してる人って例えば誰かの悪口を言っていたり、何かを批判したり、社会や人に迷惑をかけるなど自分が先に何かしらの攻撃をしているパターンが多い。
つまり
攻撃するから攻撃されるの原理です。
何もしていないのに炎上することはまず無いです。必ず何かしらの因果があって炎上します。
このことからも分かるように
とりあえず何もしてなければ何も攻撃されないということです。
イジメも同じで自分がイジメる側になると最終的には嫌われて孤立したり、復讐されたりするので護身という観点で見ると誰かを批判したり攻撃することは最初からしないのがベスト。
因果応報、悪因悪果
色々とありますね。
4.逃げる
これも凄く大事。どれだけ警戒していても嫌な人物と接近しないといけないことはあると思う。
色々と防衛策を試してもダメな場合
最後の切り札は逃げる。
その為に必要なのは常に身軽にしておくこと。この意味は手放せない物を減らしたり、誰かに依存しないという意味。
例えばマイホームを買ったあと、隣人に変な人が住むと引っ越しが難しくなるけど賃貸なら引っ越しやすくなる。
他には
同じ仕事をずっとやっていると立場や収入に縛られて辞めにくくなるが、派遣だったり契約社員なら職に幅が広がるし気軽に転職ができるなど。
とにかく自分を縛るものが多ければ多い分だけ脅威から逃げにくくなる。
資産なんかもそうで奪われる物が沢山あれば狙われやすくなるけど、何も無ければ狙われる確率は下がりますよね。
なので心がけとしては
より少なく、しかしより良くといった考えを持っておくことが護身においては大切だと思います。
逃げるコマンドのない人生は辛くなるだけ。
いつでも逃げれる準備だけはお忘れなく。
5.仲良くなる
これまでの4つは自分からアクションしないことに念をおいてきましたが最後は逆です。
敵対する人間と逆に仲良くなるというある意味で究極の護身術です。
有名な合気道家で塩田剛三という方も『合気道で一番強い技、それは自分を殺しに来た者と友人となること』と仰っていたそう。
正に切り札
職場や学校みたいな生活上、逃げにくい環境なんかで試すと効果抜群。
逃げれない時は思い切って敵の懐に飛び込む。そうすることによって仲良くなり自分の脅威を無くすという高等技術。
もちろん失敗する可能性もあるし、勇気がいることなんで簡単ではありませんが逃げ道が無い時は無理に戦うより仲良くなったほうが生存率は高まると思います。
ちなみに自分はこれに成功したことが何度かあります。
この教訓から学んだことは
逃げれない時は、あえて近づく
ということ
魚心あれば水心という
ことわざもあるぐらいなんで
これも立派な護身術。
敵はいない方が良いに決まってるんでね。
以上が自分の考える護身術でした。
最後に一つ注意点として、あまり神経質になって警戒しすぎると人生つまらなくなるので、ほどほど程度に参考にしてもらえたらと思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?