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わたしが家計管理をする4つの目的③

ファイナンシャルプランナーのしらやなぎ あさみです。

みなさん家計管理は誰としていますか?

お客様のお話を聞いていると
家計管理が続かない原因の1つに「家計管理は孤独だから」があります。

ほとんどの方が、家計管理はひとりでしており
家族で共有する事はない。
さらに、両親や友達、職場の同僚とも話す機会がない。

それでは正解も分からない、孤独、つまらない、、、
「なんでわたしだけ頑張らなきゃいけないの?」につながります。

誰かと共有できれば、また違った視点でみれるかも?
家族のご状況や旦那様のタイプによるかとは思いますが
我が家の例をあげさせていただきますね。

目的①②は下記より↓


③家族で共有するため(共通言語をつくる)

私は家族を「小さな会社」
夫婦はその会社の「共同経営者」と考えています。

共同経営者の夫とは会社(我が家)の経営状況を共有し
共通認識を作ることを大切にしています。

事実である「数字」を通して会話をしていく事がポイントで、
その為には家計管理をして「予算」「実績」「その差が起きた理由」を
把握する事が大切だと思っています。

「今月お金ないんだよね、ビール買うの減らしてよ」
と言われるより、
「お酒代を予算5,000円にしていたけど、今月8,000円だったの。発泡酒ではなくビールを選んでいたのと、暑くなってきて量が増えていたからだと思う。食費も高騰しているし、お酒に関しえては5,000円の予算内に収まるようにしたいのだけど、協力してくれるかな?もしビールを減らすのが難しければ、外食を1回減らしてもいいけどどっちがいいかな?」
の方が具体的で伝わりやすかったり。

我が家のExcel家計簿

月1回の家計会議

夫婦で出来る限り月1回家計管理の会議をしています。
(忙しい時期は数ヶ月に1度になる事も)
 
月末月初に時間を取って、
今月の収支の振り返り、来月以降に活かす点を共有したり
新たに発生しそうな出費なども共有します。
その時に週末の予定やスケジュールも確認・調整を済ませます。

たった30分~1時間の時間ですが
やるとやらないでは大違い!

忙しい日々のすれ違いを減らす事ができます。

お互い楽しい時間にするために、ケーキを買ってコーヒーを淹れて
子供達と食べながら話すこともあります。

家計会議をするメリット

家計会議をすると価値観と予算のすり合わせができます。
さらにはこどもの金融教育にもなり一石三鳥です。

我が家では、来年度の予算をたてるために
年度末に時間をとって家計会議をします。

直近の事だと、旅行計画や、更新が必要な家電などについて
将来の事だと、家族が大切にしたい事や、叶えたい夢
子供の教育方針などについて話しています。

家族経営についてお互いの考えや想いを共有しながら
予算立てができるようになりました。
 
ママ友同士で情報交換をしている私は
子供の教育・習い事事情やそれらの費用に関しては
ある程度最新情報を持っている一方、夫は子供の頃の記憶のまま。

「習い事なんて月3000円くらいでしょ?」
なんていう夫の発言にびっくりした事も。
 
当初は夫とこんなにも認識が違うのかと驚きましたが
今では、日常的に夫とお金の話を積み重ねる事で
家計管理を通じて価値観・金銭感覚のすり合わせが
できるようになりました。

さらに夫婦で家族のお金についてオープンに
話している姿を見せることは
子供の金融教育になると私は考えています。

また、親の収入や日々の食費や教育費
旅行や家電を購入するにはいくらかかるのかを
こどもの頃に聞いたことある方は少ないと思います。

私も社会に出て初めて、食費や光熱費ってこんなにかかるんだ、
お給料の中で生活するって大変なんだ、と
実感したのを覚えています。

こどもの頃から「暮らしにかかるお金の知識」がある事は
一人で生きていくチカラになると考えています。

投資や資産運用の知識を学ぶより大事な事ではないでしょうか。

こども達がもう少し大きくなったら
旅行の予算やテーマ決めに参加してもらい
こども達だけで、予算内に収まる旅行プランを
立ててもらうのも楽しそうだな、とワクワクしています。

「旦那さんがお金の話をしたがらない…」という方も
多いかと思います。
我が家も最初はそうだったので、
またどこかのタイミングでそのお話もさせていただきますね!





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