FPのわたしが家計管理をする4つの目的①
我が家が数千万円の住宅ローンを組んだのは
ちょうど妊娠が分かった34歳の時でした。
「えっ、、、大丈夫?!ちゃんと払って行けるの?」と強烈な不安が襲ってきました。
私の脳裏によぎったのは
子どもの中学受験で出費がかさみ
住宅ローンが払えなくなった知人の顔でした。
彼女は共働き、世帯収入が1,000万円を超えていたにも関わらず、まったく貯蓄をしておらず
アパートに引っ越しする事になったと聞いています。
これは決して他人事ではないと
身が引き締まる思いだったことを覚えています。
しかし、夫に相談しても「なんとかなるでしょ!」と真剣に考えてくれませんでした。
周りに相談できる人もおらず、私は孤独で不安でした。
そこで、もう自分で勉強するしかないと
家計管理やお金に関する50冊以上の本を読み
独学でファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。
現在、私は未就学児2人の母で会社員として勤務しています。
お給料が高いというわけではありませんが
将来に不安はなく、安心して暮らしています。
もしかしたら、私のようにお金の不安を感じているのに、相談する人がいないというママもいらっしゃると思います。
お金の不安をなくして将来にワクワクできるようになった私の経験から、
ママ達がすこしでも家計管理に向きあう大切さを知り、家計管理をすることで将来をより豊かに楽しんでほしいと思っています。
家計管理は何のためにしていますか?
今日は家計管理をする4つの目的の1つについて
お話させていただきます。
①理想の暮らしを叶えるため
人生の3大支出は
「住宅費」「教育費」「老後の生活資金」と
言われています。
私にとって理想の暮らしは
この3つの支出の準備が無理なくできていて
不安なく暮らすことです。
さらに好きなものを好きな時に食べ
夫と世界一周旅行に行き
自分の『好き』が詰まった家に住み
好きなことを仕事にして生きていければ最高です。
こう書くと贅沢な暮らしを望んでいると思われそうですが…
新鮮な季節の果物や野菜、お刺身などを食べたいときに買えればOKだし
海外旅行はバックパックでもいいし
狭い中古のマンションでいいからリノベーションをした住み心地の良い家に住むこと
(一生のうちにあと1回は住み替えしたい!)
さらに会社員をやめてフリーランスで働くことが理想です。
人によっては高級な外食に行きたい
ラグジュアリーなホテルに宿泊したい
広い一軒家に住みたい
子供を海外の大学まで行かせたい 等
色々な理想があると思います。
理想の暮らしは人(家族)によって違い
用意すべき費用も人(家族)それぞれです。
どんな人生にしたい?
何を大切にしている?
叶えたい夢は?
今の暮らしの収支を把握し
理想の暮らしをするにはいくらかかるのか、具体的にイメージしてみましょう。
(私の場合で言うと、食費は今の2倍使うのが理想です)
自分や家族の価値観に合わせた
オリジナルのライフプランを作る事でみえてきます。
家計管理は理想の暮らしを実現させてくれる一歩ですよ!