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安定って? 2

みなさんこんにちは
パラレルワーカーへシフトチェンジ中のコージーです。

前回「安定」について4つのカテゴリーについて書かせていただきました。
私自身この4カテゴリーすべてについて一定水準以上を満たさないと安定した人生を送ることはできないのではないかと思っています。
今までの私は会社員オンリーである程度の「経済基盤」と「健康」の安定を得て「精神」と「環境」の安定を犠牲にしてしたのではないかと感じています。さらに今後の状況を予測したうえで、このままでは「経済基盤」の安定も危ういのではないかと感じ、シフトチェンジをしようと思い、行動へ移しました。

「会社員」という職業もメリットはあると思います。
毎月決まった収入を得ることができるので直近の生活費については不安になる状況には陥りません。また社会的信用は高いのでローンやクレジットカードの審査は通りやすいですし、毎月支払う社会保険料も会社は半分負担してくれます。厚生年金も加入しますので老後の年金額を多くもらうことができます。

それでもですが、前回書かせていただきましたが未来のことはわかりません。所属している会社や組織に属していることで経済基盤が成り立っているならば少し考え直した方がいいかと思います。
また会社員のメリットについては経済基盤のみであり他の3カテゴリーについては確約できないのではないかと思います。

そのことからこれからの時代を生きていくうえで安定は「与えられるもの」ではなく「自助努力をしたうえで手に入れるもの」へ変わったと感じております。
そのためには何をしていったらよいか私の思うことを書かせで頂きます。

1、何らかの「スキル」を持つ
戦後から経済成長を遂げていった日本社会の中で「終身雇用制度」という慣習がありました。学校を卒業した若者を一括採用し定年まで雇用する制度です。その時代いおいては「メンバーシップ型」の働き方が主流でした。すなわち所属している会社やその企業が生業としている業界についてのスキルを持っていればそれなりにやっていくことは可能でした。また経済成長に伴い会社も大きくなり、所属しているだけで収入も毎年増えていった時代でした。
しかし、経済成長も終わり終身雇用制度が崩壊した今、転職をすることが当たり前となりました。採用をする企業側にとって採用する業務に対するスキルを持った人材が欲しくなります。そのためメンバーシップ型の働き方をしてした人にとっては他の会社では通用しなくなってしまいます。
そのことから、これからは「ジョブ型」の働き方が求められています。どこでも通用するスキルを身に付けることです。それにより転職しやすくなりますし、場合よってはそのスキルで独立や副業もできるのではないかと思います。

因みにこのスキルについては、一つのスキルを極めるよりもそこそこのスキルを複数持った方がよいかと思います。一つのものを極めて行こうとしても上には上がいます。また技術革新等で極めたものが必要をされなく場合もあります。そうなったら今まで積み上げたものが水の泡です。
それよりも人より少し抜き出たものを複数持っているとその中一つが生きてくる場合もあります。複数のスキルを足し算することで100にする働き方もできるでしょうし、また複数のスキルを持つことにより唯一無二の存在になるかもしれません。
あと場合によってですが複数のスキルが掛け算になることもありえます。複数のスキルを合体させることにより大化けしてしまうのです。私はこれを「ペン」と「リンゴ」と「パイナップル」を合体させてことにより世界的大ブレイクを果たした芸人に習い「ピコ太郎理論」と勝手に名付けています。

2,人間性を高め人的ネットワークを構築する
人間性を高めることの必要かと思います。やはり「人として」どうあるべきか非常に重要です。なんだかんだいっても世の中人と人とのつながりで成り立っています。なので人的ネットワークは必要ですし周りから好かれたり気に入られるような人でなければなりません。

上記1,2を手に入れることができたら周りから「欲しい」存在になります。そうなったら仕事に困ることはなくなってくるのでは、と思います。

3、収入減を複数もつ
これは「副業」や「複業」をするということです。因みに
副業=フルタイムの本業を持ち、そのうえで空いた時間で行うもの
複業=フルタイムでの本業を持たず、どちらも本業として行うもの
と、とらえてください。
これは上記1,2を持った上で自立した会社員になるかとの選択になるかと思います。私はこっちを選びました。今までのキャリアから今から自立した会社員を目指すのは厳しいのではないかと思ったからです。
あと、個人的に収入減は複数持ちたいと思っていました。
この点についてはキャリアコンサルタントとして副業・複業を目指す人の支援をしていきたいと考えております。

4、一定レベル以上の金融資産を持つ
これを持っている人は強いです。
これについては私自身多少持っています。今まで勉強し、行動に移した結果持つことができるようになりました。まだ一定レベルには達していないですが、これを持っていたことによりパラレルワーカーへのシフトチェンジを行動にすることができたと思っております。
これについては、「お金」についての知識を身に付けることが大切です。でないとギャンブル的な投資に手を出して損害を被ったり、最悪詐欺に引っかかって全てを失ってしまうこともあります。
ところで最近「NISA」「ideco」といった投資に対しての優遇制度が出てきています。これらを利用するのもいいかと思います(私もかつてNISAを使用しておりました)。でも一つ考えてもらいたいのですが何故最近になってこのような制度が出てきたのでしょうか?
また国は「資産所得倍増プラン」を掲げ国民に投資への積極的な参加を呼び掛けております。何故でしょう?
私個人の見解ですが、「財政の累積赤字の増大と少子化の進行によりこの先皆さんの生活を守るための財源を確保することができません。なので自分の生活を守るための財源は各自で確保してください。そのために投資をして財源を確保する方に対しては優遇措置をいたします」と言っているようにしか思えないのです。
そのことから、金融資産を持つことはこれからの時代生きていくのに必要な要素だと思います。そのためには知識と共に「入金力」が求められます。要するに「どれだけ多くの資金を運用に回せるか」ということです。そのためにまず取り組んでいくことは上記1,2を得るためにどれだけ「自己投資」をしていくことではないでしょうか。

これまで書かせていただいたことが安定を得るためにこの先必要なことであると私が考えていることです。
経済的な要素ばかりになってしましましたが、やはりお金は大事だと思います。でも大切なのは「収入の質」だと思います。経済基盤をコントロールできるようになれば、精神や環境の安定を脅かす状況になったとしても主体的にそれを回避できるようになれると考えています。
但し、それを手に入れるには「自助努力」が必須です。宝くじが当たって大金が入ってきたとしても手には入りません。何故かといいますと努力によって手に入れたものの対しては「再現性」を得ることができるからです。仮に失ったとしてももう一度手に入れることができるのです。宝くじに再現性はないので、使い切ったらそれでおしまいです。あくまでも自分の力で手に入れるということは忘れないで頂きたいと思います。

今まで安定を手に入れる方法について書かせていただきましたが、これらはすべて「健康」であることが条件であることは言うまでもありません。すべての基本は「身体の安定です」。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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