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昔のインスタント食品⁉︎凍餅って知ってる?☕︎

2024/05/22

皆さんは、凍餅を知っていますか?

昨日、隣のお家から10こほど凍餅をいただきました
長野県の大町と言うところから、
わざわざ取り寄せているのだそうです!
私を娘のように可愛がってくれている方からの
お裾分け、とてもありがたいです😊

さて、「凍り餅」は長野県の佐久地方、諏訪盆地、
伊那谷、安曇野など
信州各地で冬の厳寒期になると作られています。

歴史的には江戸時代に
諏訪の高島藩や伊那の高遠藩などでは
特製の凍り餅を作って
江戸の将軍家に献上していたという
記録があるそうです。

作り方は、
お正月についたお餅を、
四角く切り分けて一切れづつ紙にくるみ、
わらで括ってつなげます。
4~5日間水に浸してから
風通しの良い軒先などにつるしておき、
およそ二ヶ月ほどすると、
乾燥してパリパリになります。
パリパリになったら完成です!

次に、食べ方ですが、
色々な食べ方があります。

①そのまま
"凍り餅"は、そのまま食べられ
軽く持ち運びに便利なので、
登山食や非常食になります。
ポケットに入れて、
小腹が空いた時に食べると腹持ちがするのだそう。
お茶を飲みながら食べる時、
餅に巻かれている和紙をはずし、
お茶にちょんとつけて食べるのが
「通」の食べ方です。

私はそのまま食べたことはありません💦💦

②トロトロにして
湯飲み茶碗に一切れの氷餅を割りいれ、
熱いお湯やお茶を注いで
少し柔らかくなったところで食べます。
お湯で柔らかくなった凍餅は
離乳食や歯の悪い方にも適しています。
お砂糖や、すりごま、きなこなどを入れて
食べることもあります。🥣
これからの季節は、冷やして食べても
美味しいそうですよ!

③モチモチのお餅にして
和紙を取り、凍り餅を3〜4分水につけ、
凍り餅が十分に水分をすったところで、
手でぎゅっと絞り、水気をよくきり、
手で凍り餅をくずしパラパラにします。
ここまでは、お湯を注いで食べるのと一緒。

パラパラになった凍り餅を
電子レンジで約3〜4分あたためます。
電子レンジの種類や凍り餅の分量で、
時間は調整してください。
温めた凍り餅をはしでかき混ぜると
餅状になります。
餅状になったら、お好みの調味料
(あんこ、きなこ、ごま、さとう醤油、くるみ)を付けて出来あがり。

凍餅は、
乾燥させているため保存性がよく、
そのままでも、いつでも食べられるので、
昔のインスタント食品といえるかもしれません。

親子で楽しみながら作れる食材でもあると思います

気になる方は通販などで取り寄せてみてください!

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