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数え歌

以前
羅列癖(られつへき)について書きました。

羅列癖という言葉が
実際にあるのかどうか分かりませんが
私は自分の羅列好きについて
勝手にそう呼んでいるのです。


私の羅列癖をくすぐる
ある曲について思い出したので書きます。

むかーし「みんなのうた」で流れていた
『数え歌』。


歌い出しは

いち、に、さん、し、ご、ろく、なな
数えるだけで歌になる
ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン
あなたの声が歌になる

お分かりのように
世界中の言葉で数を数える歌です。


イー、アー、サン、スー、ウー、リウ、チー(中国語)

アインツ、ツヴァイ、ドライ、フィア、フュンフ、ゼクス、ズィーベン(ドイツ語)

ビル、イキ、ウチュ、ドゥルトゥ、ペシュ、アルトゥ、イェディ(トルコ語)

モジャ、ンビリ、タトゥ、ンネ、タノ、スィタ、サパ(スワヒリ語)

こうやって各国の数え方が並べられていく歌詞が
ただただ面白かった。

子どもの頃
延々と歌ってましたね。

特に
しりとりの常識を覆す
スワヒリ語の2
「ンビリ」なんて
インパクト強すぎて大好き!


モジャ ンビリ タトゥ ンネ〜♪
と、大人になった今でも
無意識に口ずさんでいたりします。




曲の最後は

数えうた 空に響け
星の夜に 光る朝に

友達や家族のように
歌ってほら 手を繋ごう

隔たりも何もない
この星は繋がってる

という
心温まる歌詞で締めくくられます。


色んな言語があるけれど

数を数えたり
大切な人を想ったり
希望の朝に目覚め
感謝の夜に眠る

そういうのはみんな同じ。
隔たりなんてなにもない。



『数え歌』は
突き詰めれば世界平和の歌なんだと
私すのは勝手ながら解釈しております。



羅列癖とそれにまつわる歌のお話。
羅列が好き、面白いと感じる仲間がいたら
是非出逢ってみたいです。

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