たかが転校ぐらいのことで
小学5年生の時
人生初の転校を経験しました。
それはそれは辛かった。
親の都合で子どもが転校なんて世にごまんとある話で
自分もその中のひとりになったに過ぎないのに
新しい学校には長いこと馴染めなくて
前の学校のことが長い間忘れられなくて。
ずっと前に進めなくて
苦しくて
思春期の入り口だったことも相まって
心のバランスを崩した時期もありました。
たかが転校ぐらいのことでね。
新しい学校に来てまる2年たった頃
中学1年生の時の日記がこちら。
色々すごく拗らせている。苦笑
本当は
全ては転校のせいなんてことない。
どんな環境にあってもうまいこと出来る人っているもの。
この頃は人間関係をはじめ色んなことがうまくいかなくって
ああM市に帰れたら
ってうまくいかない度にいつも思ってた。
環境のせいにせず
腐らず前向きに自分らしく頑張れたらよかったのにね。
この人生初の転校は
私の人生の三大ターニングポイントのひとつだと思っています。
(三大ターニングポイント:転校、吹奏楽部、初恋)
良くも悪くも私の人生に大きな意味をもたらした三大要素。
海を隔てた県外への転校だったので
カルチャーショックも大きかったし
もう二度とあの場所に帰れなかったらという恐怖も大きかった。
子どもにとっての県外って
海外みたいなもんですよ。
結局このあと
M市のことは引きずりに引きずって
もう帰んなくてもいいかなって気が済むまでに
10年近い月日を要しました。
たかが転校ぐらいのことで
大失恋でもしたのかっていう苦しみよう。
でも
たかが転校
されど転校。
感受性の強いすの少女にとっては大きな衝撃で
たくさん苦しんだけど
強くもなりました。
そんな転校にまつわる色々も
テーマとして少しずつ書き残してゆきたいな。
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