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女はイージーなのだろうか?

    私はTwitterやっていた事があるのだが、そこの障害者界隈でよく流行っていた言葉が、『女はイージー』『理解ある彼くん』だ。私がTwitterを離れた理由のひとつに、それらの言葉を使って『弱者は男のほうが辛い』と、主張している人達に嫌気が差したからでもある。

    確かに、男にしか分からない苦しみが沢山あると思う。特に、日本は男の弱さは認められない傾向が強い。

    だけど、弱者女性に必ずしも理解ある彼くんが出来るとは限らないのである。中には弱さに漬け込み甘い言葉で騙す人もいる。そこで、弄ばれてるとは知らずにヤり逃げされて苦しむ人がいる。性風俗店で性病や妊娠のリスクを抱えながら、嫌々働いている人だっている。極端に不器用で社会に受け皿がないから、身体を売るしかないのである。

   この前見たテレビ番組で、境界知能にADADを併発した女性が、社会に行き場がなく男に騙されお金を搾取され性風俗店で働き、客から性的暴行を受け妊娠した話を聞いてしまった。彼女は、妊娠した子を産みどうすればいいいのか分からなく、殺してしまったらしい。そこで、裁判を受け懲役5年の判決を受けた。もし、彼女に障害がなければ、悲劇は起きなかったかもしれない。

    私も過去に男から弄ばれ悔しく腹立たしい思いをしてきた事がある。
 
   その、『理解ある彼くん』の中に本物がどのくらいの割合でいるのかが一番重要なのではないかと思う。

    女性障害者は、可愛く幼く天真爛漫の愛されキャラで、理解ある旦那のイメージが定着してしまっているから、イージーなどと思われてしまうのではないかと、思う。

    しかし、極度にコミュ障で不器用で異性からまともに相手にされない人の方が多いと思う。冴えない容姿の女だって少なくはない。

    女だからといってイージーだとは限らないし、イージーという言葉に不快に思っている当事者が少なからずいると言うことを知って欲しい。

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