本物のヒーローは、何処？

子供の頃、ヒーローものを見たり夢を見させてもらってワクワクしてきたはずなのに、歳を重ねていくにつれて全く異なる現実を突きつけられる。
子供から大人しにかけて続く、いじめや嫌がらせ、罵詈雑言、無視があれば、見て見ぬふりする人、私利私欲を肥やす権力者がいる。個性や自由は潰され、明るく協調性あるように求められる。内向的な人、繊細な人は押しつぶされる。図太い人や社交的な人だけ生き残るし、現実的に要領良く組織に馴染むような生き方が必要になる。適応出来ない人は、甘えや努力不足みんな頑張ってふだと言われるし、無理して合わせて搾取され結局、精神疾患や引きこもりや自殺になる人が出る。
そういった方々の悲痛な訴えは、理解されず上辺だけの綺麗事にねじ伏せられる。支援のお金も入らない。上辺だけの綺麗事は、裏での悲惨さを蓋したり無視する。注視されるのは、前向きに頑張り何か才能がある方々。
子供は夢や希望を持たせられて、歳を重ね理想と現実の差に絶望してしまう。
本当の夢や希望を持てる状況、ヒーローは、何処に居るのだろう。