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「エルピス」の参考文献を読んでいく。3
清水潔「殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―」
5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す――。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。
2013年の本。存在は知っていたが表紙の怖いかんじが苦手で手を出さなかった。
足利事件の内容がほとんどだが、飯塚事件についても少し記述があり、私は飯塚事件のほうに近い場所に住んでいるため、飯塚事件のほうが印象に残った。
飯塚事件については年末にNHKで「正義の行方〜飯塚事件 30年後の迷宮〜」の再放送があり、さまざまな地元の機関や関係者が取材されており、ながら見ではあるが、興味深かった。
本も番組も、「エルピス」きっかけでなければ読んだり見たりしなかっただろう。どちらも後味は悪い。