「正解」かどうかは、自分が決める。私には価値がないと思ってしまうあなたへ
人の意思というものは、脆いものです。
例えば人は少数意見よりも、多数意見を
「正解」
だと思い込みがちです。
選択肢の内容以上に「多くの人が選んだ」というだけでそれなりの安心感を得られてしまいます。
ここでバラエティ番組の「芸能人格付けチェック」を取り上げてみます。
「A」か「B」2択の「格付け問題」が出題され、正解だと思う部屋に入り結果発表を待ちます。
他の人も同じ部屋に入ってくると、「やっぱり正解だよね…!」と思えて、とても安心します。人数の多い部屋は、自然と笑顔が溢れます。
逆に、みんなが別の部屋へ入っていくと「間違っていたかも…」と不安になります。1人で待つ出演者は、すでに頭を抱えています。
まだ正解を発表されていないのに、です。
たった1人の状況で「絶対に正解だ」と信じるのは至難の業ですが、それゆえに、一人勝ちパターンが決まった時は番組も視聴者も最高に盛り上がります!
この、一人勝ちパターンですが、何も番組の中だけのものにしなくても良いと思っています。
例えば「自分」の価値について
現実が「あなたには価値がない」という"証拠のようなもの"を次々と見せつけてきたとします。
「私には価値がある」と信じたいけれど、根拠があまりに少なすぎる…もはや見えているものさえ説得力に乏しい…私はやっぱり無価値なのかもしれない…
これは、たった1人誰も来ない「私には価値がある部屋」で正解発表を待っているような状況です。
では、その問いに正解発表をするのは誰でしょうか?
それは「あなた自身」です。
最終的に、
「私には価値がある」
「私には価値がない」
と決めるのは自分自身にしかできないことです。
だから、どんなに根拠が少なくても、どんなに疑わしくても関係ありません。現実に何が映ろうとも関係ないんです。
自分が開けた扉が「正解」になるのです。
そのことだけは、忘れないでください。
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